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【白金台】馳走 麹屋

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白金台の裏路地にひっそりと佇む和食処『馳走 麹屋』さん
店内は飾りすぎずリラックスできる雰囲気。
入ってすぐオープンキッチンのカウンターがあり、お出汁のいい匂いがダイレクトにお出迎え。今回は奥の個室へご案内。

今日はドリンクが一杯付いた全8品の馳走コース。

乾杯はスパークリング。
たぶん、シャンドン・ブリュット。
モエ社がオーストラリアで造るスパークリング。
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先付は真鯛の昆布締めと雲丹。
淡白な白身は心地よい歯応えで、濃厚な雲丹とのバランスも良い。大葉の爽やかな香りがいいアクセント。
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松茸とハモの土瓶蒸し。
Google先生に教えてもらった通り、まずはそのまま。2杯目はすだちを絞って。
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具は松茸にハモ、エビ。
お出汁はすごく優しくて上品。
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八寸は牡蠣の時雨煮、肉団子、水菜のおひたし、タラの南蛮漬け、湯葉あんかけ、生しらす、白つぶ貝、たけのこ炊いたの。
先日も大洗の港市場で生牡蠣を頂きましたが、牡蠣が美味しい季節です。
生しらすもこれくらいがちょうどいい。
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やっぱり和食には日本酒ということで、一本目は兵庫の播州一献。
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お造りは秋刀魚、カマス、ヒラメに戻り鰹。
大洗でも16サイズを一箱買いましたが、秋のサンマはほんとに美味しい。
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揚げ物はトラフグの唐揚げ。
これぞフグなプリプリの食感。
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日本酒二本目は神奈川海老名のいづみ橋。
和牛の朴葉焼きと合わせて。
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甘めの味噌がたっぷり。ごはんに乗せたらぜったい美味しいよねと、食べ切る前に〆をお願い。

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お食事は釜で炊いた銀シャリ。
朴葉味噌で食べようと思っていたのに、イクラ、香の物、肉味噌に塩とお供が充実。お米が足りません笑
汁はナメコの赤だし。

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デザートは2種類から好きなのを選べるとの事で、一つづつ両方注文。
一つは西京味噌のなめらかプリン。
目の前で軽く炙ってくれる。
甘ジョッパ選手権では毎回ベスト8に入りそうな強豪。

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もう一種類は柿のシャーベットと麹味噌アイス。
シャーベットは甘さ控えめでねっとりと滑らかな舌触り。
一方、アイスクリームは仄かな塩味で濃厚な味わいで、一緒に食べるとこれがまたちょうどいい塩梅。

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暖かいほうじ茶で一息。
温泉宿に遊びに来たような、そんな楽しい晩御飯。ご馳走様でした!

馳走 麹屋日本料理 / 白金台駅目黒駅高輪台駅
夜総合点★★★☆☆ 3.5

【白金台】三和

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やっとお邪魔できました。
白金台のイタリアン『三和(さんわ)』

まずは泡で乾杯。
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泡のお供はオリーブとドライトマト。
オイル漬けですが、普段食べてるオリーブとは似て非なるモノ。
仄かな甘みとねっとりとした食感。
自然と期待も高まります。
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スープはバターナッツ南瓜のポタージュ。
泡の上にはトリュフをたっぷりと。
湯気にあおられて立ち上る薫りが堪らない。
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シェフがこちらのお店を始められたのは2021年。
開店当初からの定番メニュー『生ハムのニョッコフリット』
こだわりのスライサーでふわっふわに手切りされた生ハムを、
さくっと軽く仕上がった揚げパンにのせて。
すっと自然に溶ける脂に塩味。お酒にもぴったり。
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冷製パスタは毛蟹と雲丹。
バジル風味の爽やかなパスタと、
濃厚な魚介の絶妙なバランス。
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フォカッチャも自家製。
見た目は軽そうな印象。
ところがどっこい、
オイルたっぷりでとてもジューシー。
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次の料理はサンマとあるのでワインは白かなぁと思っていたところ、
ソムリエールさんに赤をおススメ頂く。
品種はカンノナウ。ミディアムで飲みやすい。
が、サンマですよ?とこの時はまだ半信半疑。
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そしてこちらが『サンマのミルフィーユ』
ぎっしり重ねられた旬の秋刀魚。
しっとりとした食感で舌ざわりも最高。
魚の旨味を凝縮したような味わいはどこか甘露煮のよう。
そして何より赤ワインがびっくりするくらいマリアージュ。衝撃です。
また、忘れてはならないのが添えられたお茄子。
香ばしい炭の風味もさることながら、
さすがの火入れでとろとろ。
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今日イチのお皿が『ポルチーニ茸のソテー』
表面はカリっと、中はジューシーで滑らか。
バーニャカウダ風のソースも絶品。
フォカッチャをお代わりしてしっかり拭う。
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サンマとカンノナウのおかげで、
ソムリエールさんを全面的に信頼。
以降のワインはすべてお任せ。
お持ち頂いたのはオレンジワイン。
鮮やかな色味とは裏腹な、
しっかりした重めの辛口。
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魚料理は『甘鯛のフリット』
さくさくの衣をバジルとトマトのスープに浸しながら。
オレンジワインとの相性も抜群。
なんだかずっと感動。
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お口直しのグラニテは生姜。
かなりはっきりとした辛み。
パチパチキャンディの遊び心も楽しい。
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ここで再び赤。
南アフリカのワインで、
葡萄の品種はピノタージュ。
濃厚でしっかり渋い。
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お肉の前に焼き野菜の盛り合わせ。
炭焼きがほんとに美味しい。
この皿は特にしいたけ。
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お肉は北海道産のエゾ鹿。
香ばしい炭火の薫りはもちろんのこと、
ジビエな獣臭はなく、何しろ柔らかい。
添えられたマスタードや生胡椒もいいですね。
マスタードはとてもプチプチ、
生胡椒もスパイシーなんだけど優しいというか。
とにかく味変も旨い楽しい。
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〆のパスタはゴルゴンゾーラのニョッキ。
柔らかく滑らかなニョッキに濃厚なクリームをたっぷり絡めて。
ゴルゴンゾーラの塩味がなんともまろやか。
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デザートはティラミス。
甘さ控えめ大人のスイーツ。
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コーヒーはエスプレッソ。
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〆て一人26,000円くらい。
この内容でこのお値段。
次の予約は半年先だとか。納得です。
ご馳走様でした!またお邪魔します。

三和イタリアン / 白金台駅目黒駅高輪台駅
夜総合点★★★★ 4.3

【白金台】台湾小菜 楽衆軒

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創業60年の老舗台湾料理店『楽衆軒』さん。
台湾出身の店主が本場の素材を使って作る本格的な台湾料理が頂けるとのことで期待を胸にランチで訪問。
お店は目黒通りに面した好立地。レンガ造りの外観も歴史を感じる佇まい。
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店内も白金台の地にあって、ほっと落ち着く昔ながらのザ・町中華なほっと落ち着く雰囲気。
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相方はもやしたまご炒め定食。
こちらは見た目通りシンプルな中華炒め。シャキシャキとしたもやしが美味しい。
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私は店名を冠した『楽衆飯』
要するにマーボー丼。とろっとしていてマイルドな色合いの見た目に反してしっかりとした辛み。
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でも、、旨味やスパイスの複雑な深みみたいなものはあまり感じず、良く言えばさっぱり、悪く言えばちょっと物足りないか。
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お店自慢の餃子。美味しそうだけど焼きと茹でで迷っていたところ、ハーフ&ハーフもできるとのことで是非にとオーダー。
こちらは茹で。プリっとした皮に、野菜多めの餡。自家製のラー油が美味しい。
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こちらは焼き。皮はパリッと焼かれていてこちらもGood。
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〆て3,300円。連日値上げのニュースが世間を賑わせていますが、、、かなり実感。
コスパ云々は無粋というもの。この地で60年の歴史と伝統を楽しみに。ご馳走様でした!

楽衆軒台湾料理 / 白金台駅高輪台駅目黒駅
昼総合点★★★☆☆ 3.2

【白金台】La Goccia Tokyo(ラ ゴッチャ トウキョウ)

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白金台のカジュアルイタリアン、ラ ゴッチャ トウキョウ
ランチで訪問。
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コースは3つ。
今日はパスタランチ、2,400円/人。
まずはサラダ。
野菜はシャキシャキ、アンチョビの効いたドレッシングもばっちり。
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前菜の盛り合わせ。
クスクスにシーフード風味のトマト煮込み、生ハム。
カボチャにはバルサミコソース。
マヨネーズ和えは多分鶏むね。
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パスタは全4種で、追加料金の不要なパスタ2種類オーダー。
こちらは『いろいろキノコとマッシュルームラグーソースのフェットチーネ』
スタンダードなラグー、キノコたっぷりで青菜もいいアクセント。
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もう一皿はくるくるしたパスタのブッコリ。
『ゴルゴンゾーラとリンゴのクリームソース』
濃厚なクリームソースはやや塩気が強いものの、
甘酸っぱいリンゴがいてくれるので全体的にはいい塩梅。
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残ったソースはライ麦パンでしっかり拭って。
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デザートはフォンダンショコラ。
結構しっかりこってり。
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コーヒーで〆。
随分と久しぶりな訪問、
料理が出てくるテンポも良いし、
またお邪魔します。ご馳走様でした!

【白金台】genti-h (ジョンティ・アッシュ)

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白金台のフレンチ『ジョンティ・アッシュ』
ミシュランの星も獲得されている名店。
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お店はプラチナ通りから一歩入った路地の二階。
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ランチでの訪問。
木目を多用した温かみのある内装。
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着席。
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メニューは全8品。
名物のうなぎパイもちゃんと。
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まずはシャンパンで乾杯。
連れはこの後運転があるのでノンアルコール。
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一皿目は富士山サーモンのミキュイ。
シェフが静岡出身ということもあり好きな食材とのこと。
サーモンはじっくりと低温調理。
周りにはアサリのクリームソースと鱒の骨からとったソースを、
伝統的なショーフロアという手法でコーティング。
ソースは二種類。バニラのソースとベルガモットのゼリー。
ほろほろっと柔らかいサーモンにたっぷり付けて。
さっぱりしたサーモンの脂に野菜の苦みとソースの酸味が絶妙に絡む。
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バゲットは結構ハードなタイプ。
バラになれなかった牡丹と言われたバター。
こっちのほうがボリュームがあっていいと思うw
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シェフお気に入りのフォアグラの料理。
フォアグラのフォンダン。
期待通り濃厚なんだけどベタっとしてるわけではない、
これまた絶妙な仕上がり。
そして金柑やカンパリのジュレの苦みがいい仕事。
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この牡蠣は見事でした。牡蠣のポシェ。
紹興酒で軽く火が入れられた大振りな牡蠣はほんとにプリっぷり。
タリスカーというウイスキーに漬けたイクラと一緒に、
菊芋のカプチーノをたっぷりつけて。
悶絶。

思わず白ワインをオーダー。
『ヴァディオ ブランコ バイラーダ』
ポルトガルはバイラダという産地のワイン。
葡萄はビカルとセルシアというあまり聞きなれない品種。
フィロキセラの被害を免れた貴重な葡萄らしい。
ミネラル感があり、今回の料理にぴったり。
ソムリエさんが結構会話好きな方でいろいろ教えてくれるのも楽しい。
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スペシャリテのうなぎパイ№16。
16番目の作品で、今回初めてのスープスタイル。
牛コンソメと浜名湖産のうなぎの白焼きをパイで包んだ一皿。
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パイ生地を開けると熱々の蒸気が溢れ出して、
コンソメのいい香りがふわっと。
ぜったいおいしいやつ。
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あまりの旨さにワインが空いてしまいw
サービスでシェリー酒を少し頂きました。
なんという気遣い。ありがたいです。
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魚料理は鰆をポワレで。
付け合わせはナバナと蛤のピューレにアンチョビと玉ねぎのムース。
ソースは焼き蛤のエキスにハーブやナッツ、レモンetc...
ふんわりした魚の身とカリカリのグランブルの食感の対比も楽しい。
鰆は脂がたっぷり乗った冬場が絶品です。
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肉料理に備えて赤ワイン。
『ラウル・ペレス ウルトレイア サン・ジャック』
スペインはビエルソという産地のメンシアという葡萄がメイン。
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肉料理は小鴨。
ローストしてから栗の花のハチミツとペッパーをまぶして仕上げてある。
付け合わせのシャテーヌという山栗が、小ぶりでも味が濃くて美味しい。
ソースはダージリンとバニラ、ウーロン茶とマディラ酒、鴨だしの三種類。
これもまた手の込んだ一皿。
若い鶏なので肉質はやわらかく、
香ばしい付け合わせと3種のソースをあれこれ組み合わせ、
いろいろと味変しながらあっという間に完食。
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デセールはサバラン。
オレンジ系のシロップでさっぱりと。
添えられたアイスはシャルトリューズとグレープフルーツ。
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そう、今日はハッピーバレンタインのお祝い。
ミニャルディーズはフィナンシェとズブロッカのゼリー、
ピエールエルメ風のマカロン。
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〆はブラック。
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どの料理も手が込んでいて綺麗な上に、
沢山の食材がほんとにうまく纏まっている感じ。
そして、次のうなぎパイが気になるw
また、お邪魔します。ご馳走様でした!

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