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箱根の玄関口、湯本から少し上がった温泉地、塔ノ沢温泉。
創業1630年から続く歴史ある温泉旅館『塔ノ沢 一の湯本館』
遠景からも伝わる堂々とした老舗の風格。
エントランス脇には懐かしい宿泊客の名前が書かれたウェルカムボード。
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ロビースペースも時代を感じる落ち着いたクウカン。
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浴衣やアメニティは必要なものを自身で持って行くスタイル。
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エントランスの奥手に土産物コーナー。
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木製の階段と差し込む光。
こういった何気ないシーンの一つ一つにほっこり。
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本日お世話になるお部屋は『山吹』

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言わずもがな落ち着いた和風の内装。
祖母の家に遊びに来たかのような古民家特有の匂い。
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ウェルカムドリンクは粉タイプの緑茶。
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スイーツは揚げドーナツ棒。
沖縄銘菓、サーターアンダーギーの周りのサクサクだけの贅沢なお菓子。結構好きなやつ。
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謎に広いいわゆる”あの”スペース。
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冷蔵庫には何もないので、必要なものは持ち込み。
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洗面スペースもレトロなタイル仕立て。水が冷たくて気持ちいい。
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やや建付けが悪くなり始めた窓を開ければ早川。
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風呂はもとよりお手洗も共同。
漢字の看板が少し不気味だったりもする。
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電話もダイヤル式のレトロなもの。
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布団はゲストが自分で好きなタイミングで敷くスタイル。
チェックインするや否やとりあえずゴロゴロも。

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タオルは部屋に。
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金庫はあまりに堂々と鎮座されていて頼もしい。
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柱で吠える虎。どうか無事に旅を終えられますよう。
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陽が落ちてくるとグッと雰囲気が出てきていい感じ。

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温泉に浸かった後は冷たいお水とアイス。
水はレモン&ライムのフレーバー付き。
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ちなみに貸し切り風呂は1900年代初頭にイタリーから持ち込んだ大変貴重なもの。
お泊りの際はぜひお試しあれ。
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お風呂を上がったらお食事。本日のおしながき。
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手前は八寸。高知県産の藁焼きカツオや自家製一の湯豆腐など、お酒のあてにちょうどいい。
奥には米沢牛と四万十ポークのしゃぶしゃぶ。
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ちなみにアルコールは飲み放題。
オリジナルのクラフトビールもおかわりOK。
75分とあるけど時間過ぎてもなんだかんだもってきてくれるいいお宿。
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海鮮の味噌バター焼きは両面をしっかり焼いて。結構味は濃いめ。

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いよいよしゃぶしゃぶ。お出汁もしっかり効いていて牛豚共においしゅうございます。
脂が結構のっているけどそこはしゃぶしゃぶ、程よく落ちてしつこさは全くない。
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名物の金目の煮つけ。ちょっと味の染み具合が今一つな印象。
身も固くなりつつあってやや残念。といいつつ、オンザライスで掻き込む。
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デザートはスイカのジュレとアイスクリーム。おいものタルトと餅。
温かいほうじ茶でほっと一息。
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朝食もラミネート加工された解りやすいメニューで内容を説明してくれる。
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小鉢にサバの塩焼き。せいろは蒸し野菜。
お味噌汁やあさり。ご飯の炊き具合がちょうど良くて美味しい。
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火が消えたら蒸しあがり。ほくほくの野菜をはふはふ頂く。
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見かける度に気になっていた塔ノ沢の老舗旅館。
派手さはないけどナチュラルなノスタルジーと気取らない雰囲気が本当に癒される。
箱根、また来ます~