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【白金高輪】アル チェッポ

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白金高輪のイタリアン『アル チェッポ』
近くを通りかかり、ミシュランビブグルマンだったことを思い出しランチで。
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清潔感のある明るい店内。
活気があり、気持ちのいいクウカン。
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祝日のお昼時、プラチナコース(2,640円)を注文。
お任せのアンティパストに好きなパスタを選ぶスタイル。

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前菜の盛り合わせ的な感じかな~と想像してたらなんともボリューミーな一皿が。
貝のピリ辛煮。辛みの効いたブイヤベースのようで、匂いがすでに美味しい。
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もっちりした食べ応えのあるパン。スープをたっぷり染み込ませて。
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アサリや蛤をかき分けながら食べていると、白身の魚やぷっくりした牡蠣も。嬉しい誤算笑

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パスタは『アスパラガスの”カチョエペペ”フジッリ』と『和牛モツ煮込みのスパゲティ』を注文。
キッチンでとりわけてから持ってきてくれるうれしい気遣い。
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牛モツはすこぶる柔らかくてもっちりとした食感。一方、アスパラは程よくシャキシャキ。パスタの茹で加減は言わずもがな。
いずれにしても、なんだかとっても旨みたっぷりでコク深い。
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期待以上に満足しました。夜も是非来てみたい。ご馳走様です!


アル チェッポイタリアン / 白金高輪駅白金台駅泉岳寺駅
昼総合点★★★☆☆ 3.7

【白金高輪】中華料理 蓮香(レンシャン)

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年の瀬に白金高輪で頂く中国家庭料理。
シェフの小山内氏は麻布十番の名店『ナポレオンフィッシュ』ご出身。
中国各地の少数民族で親しまれる田舎料理や家庭料理を自ら体験された上で再現されているとのことで、登場する地域や食材の名前には初めて聞くものも多く興味深い。
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料理は『おまかせ日替わりコース』(5,900円)のみ。
プーアル茶スモークやウイグルスパイスといった想像できそうでできない、でも美味しそうでワクワクするような単語が並ぶ。ポルチーニ入り春巻なんて変化球?も楽しみ。
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飲み物も充実していて青島ビールや紹興酒はもちろん、ワインのボトルはどれでも2,900円とリーズナブル。ぜひボトルを頼みたかったけど、病み上がりということもあって自家製レモン酒のサワーを注文。甘さはほとんどなく、さっぱりしていて美味しい。
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前菜は四種。
上にあるのは『細切り豆腐と紅芯大根香り和え』
独特の歯ざわりの細切り豆腐をさっぱりした和え物で。
そこから右回りに『もものすけカブとフグ皮の木姜子風味』
フグ皮は想像通りのコリコリとした食感。”ムージャンズ”という山椒がピリッと効いていて、馴染みは無いけどどこか懐かしい不思議な味わい。
『月光百合根の素揚げ ウイグルスパイス』は塩味もちょうどよく、百合根もホクホク。
最後の『冬鯖のプーアル茶スモーク』も絶品。歯ざわりは優しく、お茶の葉でスモークされた鯖には旨味だけが残る。
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続いて『山東菜の水豆鼓炒め』
豆の風味をしっかり感じる水豆鼓は自家製。大豆でできた油はクリーミーで味わい深く、シャキシャキ感の残る山東菜も瑞々しい。
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こちらは『大豆と漬物のひき肉炒め』と『雲南省のポルチーニが入った春巻き』
豆がほんとに美味しいですね。ピリ辛のひき肉炒めはお酒のアテにもピッタリ。
春巻きには大きなポルチーニがでかでかと入っていて食べ応えも抜群。
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オムレツは生桜海老入りの香ばしい仕上がり。『櫻花蝦炒蛋』
自宅で作る玉子焼きをもっと美味しくしたような、家庭料理の安心感も感じる一皿。
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細切り豚肉とキャベツやキノコを中国雲南省の少数民族”傣(ダイ)族”伝統の板豆鼓で炒めたもの。
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イカと春菊のサラダ仕立て。
長寿の村”巴馬(バーマー)”の辛みのあるオイルで和えた一皿。
イカが滑らかなタイプで凄く好き。
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牛肉と自家製の新生姜を使ったピクルスの辛み煮込み。
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〆は雲南省の松茸ご飯。金華ハムと発行した冬瓜のスープは濃いめの味付け。
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おこわのようなもちもちっとした食感で、松茸の香りがほんのり香る。
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家庭料理ということで、どの料理も気取らない優しい味わいだと思います。
いろんな料理を少しずつ頂けるのも当店のいいところ。
また来ます!ご馳走様でした。

蓮香中華料理 / 白金高輪駅白金台駅広尾駅
夜総合点★★★☆☆ 3.6

【白金高輪】中國料理 聚寳園(シュウホウエン)

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白金高輪から徒歩数分のロケーション。
70年代に創業され、以来地元の方や近隣のオフィスワーカーに愛され続ける老舗『中國料理 聚寳園』さん。
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注文したのはメニューに専用ページが用意されるほど自他ともに認める推し料理『蟹あんかけ炒飯 大盛』(1,500円)
やさしい味わいのパラパラ炒飯にカニと卵白のこれまたすこぶる優しい餡がたっぷり。
カニの風味はそれほど強く無く、クセが無いので最後までサラサラっと食べられます。
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こちらはAランチ。豚肉と玉ねぎの炒め定食(1,400円)
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結構ワイルドというか、小細工無しのシンプルな中華炒め。
具材は豚の細切り肉と串切りの玉ねぎだけなところも潔い。
玉ねぎの火入れが最低限なので、瑞々しくて野菜の甘みもたっぷり。

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店内は街のちょっと良い中華屋さんといった雰囲気でとてもリラックスできる空間。
お値段も良心的。ちなみにカード利用は3000円~。
他の料理も気になるので、またお邪魔します!ご馳走様でした。


中國料理 聚寳園中華料理 / 白金高輪駅泉岳寺駅白金台駅
昼総合点★★★☆☆ 3.4

【白金台】馳走 麹屋

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白金台の裏路地にひっそりと佇む和食処『馳走 麹屋』さん
店内は飾りすぎずリラックスできる雰囲気。
入ってすぐオープンキッチンのカウンターがあり、お出汁のいい匂いがダイレクトにお出迎え。今回は奥の個室へご案内。

今日はドリンクが一杯付いた全8品の馳走コース。

乾杯はスパークリング。
たぶん、シャンドン・ブリュット。
モエ社がオーストラリアで造るスパークリング。
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先付は真鯛の昆布締めと雲丹。
淡白な白身は心地よい歯応えで、濃厚な雲丹とのバランスも良い。大葉の爽やかな香りがいいアクセント。
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松茸とハモの土瓶蒸し。
Google先生に教えてもらった通り、まずはそのまま。2杯目はすだちを絞って。
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具は松茸にハモ、エビ。
お出汁はすごく優しくて上品。
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八寸は牡蠣の時雨煮、肉団子、水菜のおひたし、タラの南蛮漬け、湯葉あんかけ、生しらす、白つぶ貝、たけのこ炊いたの。
先日も大洗の港市場で生牡蠣を頂きましたが、牡蠣が美味しい季節です。
生しらすもこれくらいがちょうどいい。
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やっぱり和食には日本酒ということで、一本目は兵庫の播州一献。
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お造りは秋刀魚、カマス、ヒラメに戻り鰹。
大洗でも16サイズを一箱買いましたが、秋のサンマはほんとに美味しい。
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揚げ物はトラフグの唐揚げ。
これぞフグなプリプリの食感。
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日本酒二本目は神奈川海老名のいづみ橋。
和牛の朴葉焼きと合わせて。
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甘めの味噌がたっぷり。ごはんに乗せたらぜったい美味しいよねと、食べ切る前に〆をお願い。

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お食事は釜で炊いた銀シャリ。
朴葉味噌で食べようと思っていたのに、イクラ、香の物、肉味噌に塩とお供が充実。お米が足りません笑
汁はナメコの赤だし。

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デザートは2種類から好きなのを選べるとの事で、一つづつ両方注文。
一つは西京味噌のなめらかプリン。
目の前で軽く炙ってくれる。
甘ジョッパ選手権では毎回ベスト8に入りそうな強豪。

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もう一種類は柿のシャーベットと麹味噌アイス。
シャーベットは甘さ控えめでねっとりと滑らかな舌触り。
一方、アイスクリームは仄かな塩味で濃厚な味わいで、一緒に食べるとこれがまたちょうどいい塩梅。

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暖かいほうじ茶で一息。
温泉宿に遊びに来たような、そんな楽しい晩御飯。ご馳走様でした!

馳走 麹屋日本料理 / 白金台駅目黒駅高輪台駅
夜総合点★★★☆☆ 3.5

【白金台】三和

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やっとお邪魔できました。
白金台のイタリアン『三和(さんわ)』

まずは泡で乾杯。
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泡のお供はオリーブとドライトマト。
オイル漬けですが、普段食べてるオリーブとは似て非なるモノ。
仄かな甘みとねっとりとした食感。
自然と期待も高まります。
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スープはバターナッツ南瓜のポタージュ。
泡の上にはトリュフをたっぷりと。
湯気にあおられて立ち上る薫りが堪らない。
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シェフがこちらのお店を始められたのは2021年。
開店当初からの定番メニュー『生ハムのニョッコフリット』
こだわりのスライサーでふわっふわに手切りされた生ハムを、
さくっと軽く仕上がった揚げパンにのせて。
すっと自然に溶ける脂に塩味。お酒にもぴったり。
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冷製パスタは毛蟹と雲丹。
バジル風味の爽やかなパスタと、
濃厚な魚介の絶妙なバランス。
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フォカッチャも自家製。
見た目は軽そうな印象。
ところがどっこい、
オイルたっぷりでとてもジューシー。
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次の料理はサンマとあるのでワインは白かなぁと思っていたところ、
ソムリエールさんに赤をおススメ頂く。
品種はカンノナウ。ミディアムで飲みやすい。
が、サンマですよ?とこの時はまだ半信半疑。
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そしてこちらが『サンマのミルフィーユ』
ぎっしり重ねられた旬の秋刀魚。
しっとりとした食感で舌ざわりも最高。
魚の旨味を凝縮したような味わいはどこか甘露煮のよう。
そして何より赤ワインがびっくりするくらいマリアージュ。衝撃です。
また、忘れてはならないのが添えられたお茄子。
香ばしい炭の風味もさることながら、
さすがの火入れでとろとろ。
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今日イチのお皿が『ポルチーニ茸のソテー』
表面はカリっと、中はジューシーで滑らか。
バーニャカウダ風のソースも絶品。
フォカッチャをお代わりしてしっかり拭う。
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サンマとカンノナウのおかげで、
ソムリエールさんを全面的に信頼。
以降のワインはすべてお任せ。
お持ち頂いたのはオレンジワイン。
鮮やかな色味とは裏腹な、
しっかりした重めの辛口。
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魚料理は『甘鯛のフリット』
さくさくの衣をバジルとトマトのスープに浸しながら。
オレンジワインとの相性も抜群。
なんだかずっと感動。
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お口直しのグラニテは生姜。
かなりはっきりとした辛み。
パチパチキャンディの遊び心も楽しい。
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ここで再び赤。
南アフリカのワインで、
葡萄の品種はピノタージュ。
濃厚でしっかり渋い。
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お肉の前に焼き野菜の盛り合わせ。
炭焼きがほんとに美味しい。
この皿は特にしいたけ。
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お肉は北海道産のエゾ鹿。
香ばしい炭火の薫りはもちろんのこと、
ジビエな獣臭はなく、何しろ柔らかい。
添えられたマスタードや生胡椒もいいですね。
マスタードはとてもプチプチ、
生胡椒もスパイシーなんだけど優しいというか。
とにかく味変も旨い楽しい。
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〆のパスタはゴルゴンゾーラのニョッキ。
柔らかく滑らかなニョッキに濃厚なクリームをたっぷり絡めて。
ゴルゴンゾーラの塩味がなんともまろやか。
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デザートはティラミス。
甘さ控えめ大人のスイーツ。
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コーヒーはエスプレッソ。
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〆て一人26,000円くらい。
この内容でこのお値段。
次の予約は半年先だとか。納得です。
ご馳走様でした!またお邪魔します。

三和イタリアン / 白金台駅目黒駅高輪台駅
夜総合点★★★★ 4.3

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