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October 2024

【白金台】三和

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やっとお邪魔できました。
白金台のイタリアン『三和(さんわ)』

まずは泡で乾杯。
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泡のお供はオリーブとドライトマト。
オイル漬けですが、普段食べてるオリーブとは似て非なるモノ。
仄かな甘みとねっとりとした食感。
自然と期待も高まります。
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スープはバターナッツ南瓜のポタージュ。
泡の上にはトリュフをたっぷりと。
湯気にあおられて立ち上る薫りが堪らない。
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シェフがこちらのお店を始められたのは2021年。
開店当初からの定番メニュー『生ハムのニョッコフリット』
こだわりのスライサーでふわっふわに手切りされた生ハムを、
さくっと軽く仕上がった揚げパンにのせて。
すっと自然に溶ける脂に塩味。お酒にもぴったり。
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冷製パスタは毛蟹と雲丹。
バジル風味の爽やかなパスタと、
濃厚な魚介の絶妙なバランス。
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フォカッチャも自家製。
見た目は軽そうな印象。
ところがどっこい、
オイルたっぷりでとてもジューシー。
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次の料理はサンマとあるのでワインは白かなぁと思っていたところ、
ソムリエールさんに赤をおススメ頂く。
品種はカンノナウ。ミディアムで飲みやすい。
が、サンマですよ?とこの時はまだ半信半疑。
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そしてこちらが『サンマのミルフィーユ』
ぎっしり重ねられた旬の秋刀魚。
しっとりとした食感で舌ざわりも最高。
魚の旨味を凝縮したような味わいはどこか甘露煮のよう。
そして何より赤ワインがびっくりするくらいマリアージュ。衝撃です。
また、忘れてはならないのが添えられたお茄子。
香ばしい炭の風味もさることながら、
さすがの火入れでとろとろ。
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今日イチのお皿が『ポルチーニ茸のソテー』
表面はカリっと、中はジューシーで滑らか。
バーニャカウダ風のソースも絶品。
フォカッチャをお代わりしてしっかり拭う。
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サンマとカンノナウのおかげで、
ソムリエールさんを全面的に信頼。
以降のワインはすべてお任せ。
お持ち頂いたのはオレンジワイン。
鮮やかな色味とは裏腹な、
しっかりした重めの辛口。
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魚料理は『甘鯛のフリット』
さくさくの衣をバジルとトマトのスープに浸しながら。
オレンジワインとの相性も抜群。
なんだかずっと感動。
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お口直しのグラニテは生姜。
かなりはっきりとした辛み。
パチパチキャンディの遊び心も楽しい。
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ここで再び赤。
南アフリカのワインで、
葡萄の品種はピノタージュ。
濃厚でしっかり渋い。
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お肉の前に焼き野菜の盛り合わせ。
炭焼きがほんとに美味しい。
この皿は特にしいたけ。
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お肉は北海道産のエゾ鹿。
香ばしい炭火の薫りはもちろんのこと、
ジビエな獣臭はなく、何しろ柔らかい。
添えられたマスタードや生胡椒もいいですね。
マスタードはとてもプチプチ、
生胡椒もスパイシーなんだけど優しいというか。
とにかく味変も旨い楽しい。
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〆のパスタはゴルゴンゾーラのニョッキ。
柔らかく滑らかなニョッキに濃厚なクリームをたっぷり絡めて。
ゴルゴンゾーラの塩味がなんともまろやか。
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デザートはティラミス。
甘さ控えめ大人のスイーツ。
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コーヒーはエスプレッソ。
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〆て一人26,000円くらい。
この内容でこのお値段。
次の予約は半年先だとか。納得です。
ご馳走様でした!またお邪魔します。

三和イタリアン / 白金台駅目黒駅高輪台駅
夜総合点★★★★ 4.3

【目黒】中華そば 竹むら

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目黒、権之助坂の中ほどにある『中華そば 竹むら』

つけ麺にもそそられながら『特製中華そば(大)』(1,280円)をぽちっと。

日曜のランチタイム、店内は満席で1分くらい待ち着席。
食券を渡して待つこと数分、出てきたのは透き通ったスープに横一線に整えられた細麺が浮かんだ綺麗などんぶり。
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まずはこだわりの鶏清湯スープを一口。思った通りの澄んだしょうゆ味。
インパクトはありませんが、鶏の旨味がじわっと沁みる。

麺は細く、固めの茹で加減ということもあってかおそばのような食感。
チャーシューも個性的でどちらかというと生ハムのような見た目の薄切り肉。
部位によっては固くてかみ切れないところもありました。味玉はしっかり濃厚で美味。


ご馳走様でした。

中華そば 竹むらラーメン / 目黒駅
昼総合点★★★☆☆ 3.5

【広尾】ラ トラットリアッチャ(La Trattoriaccia)

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ミシュラン・ビブグルマンにも選ばれたことのある広尾のイタリアン『ラ・トラットリアッチャ』
イタリア、とりわけトスカーナ地方の郷土料理が売りのお店。広尾駅から徒歩圏内、アクセスは良好。
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ワインはグラスで1000円~。リストの中で安価なものがグラスでも頂ける感じ。
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前菜の盛り合わせ(2,600円/人)。人数分のオーダーが必要で、各自取り分けた状態でサーブ。
赤玉ねぎとチーズといったシンプルなおつまみやシェフ十八番のポルケッタ、イタリア産のハムやサラミの類に鶏レバーのパテなどなど、アラカルトのアイテムを少しづつ。
パンもトスカーナではメジャーな塩無しのもの。
外はカリッとハードな反面中はふわふわ。確かにパンだけ食べるとやや味気ないけど、合わせる素材やソースの味をしっかりそのまま楽しめる。
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お肉は牛スネ肉の黒胡椒煮込み、ペポーゾ(3,800円)。赤ワインをグラスで頼んで待つこと少々、見た目もボリューミーな一皿が到着。
ほろほろに煮込まれたスネ肉と、時折り弾ける粒胡椒がスパイシー。白インゲンもいい仕事。
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〆のパスタはニンニクの効いたピリ辛トマトソース(2,400円)。
こちらも取り分けてサーブしてくれる。
しっかりアルデンテ。トマトの酸味とチーズのまろやかさ、イタリアンパセリのフレッシュな香り。そこにガツンとニンニク。またの名をガーリック。やっぱりにんにく、〆ります。
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会計後、さっぱりしますよ、とリモンチェロのショットをサービスして頂きました。
くぅ〜〜っ、効く!けど、美味しい!
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ワインをグラスで4杯、フード3種類で16,000円。お皿のクオリティは言わずもがな、フロアは活気もありスタッフさんも優しく丁寧なので料理もより美味しく感じる、そんなお店です。ご馳走様でした!

ラ トラットリアッチャ イタリアン / 広尾駅
夜総合点★★★☆☆ 3.5

【白金】とんかつ 王龍

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土曜日のランチに訪問。
『とんかつ 王龍』
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せっかくなのでランチメニューから。
私はとんかつ定食 200g(1,550円)、大ご飯。

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低めの温度でじっくり揚げたのか、白っぽくてさくさくの衣。
しっかりとした厚みがあって、脂身のバランスも良い。
一口食べればじゅわっと染み出るすっきりした脂。
固めに炊いたご飯との相性は言わずもがな。ご飯大盛大正解。
豚汁も最高。具がたっぷりというか、具のすきまに汁が入ってると言うべきか。
食べ応えもさることながら、ゴマ油を少々垂らせば肉のコクと野菜の旨味が一層引き立ちすごく美味しい。

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連れはエビフライ定食(1,400円)
プリプリの海老が贅沢に4本、ソースはタルタル。
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オプションでやま幸のまぐろトロかつ(650円)を追加。
半生に仕上がったまぐろのトロ。こちらもタルタルソースで。
レモンを絞れば、見た目ほどしつこくなく思いのほかさっぱり。
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ちなみにキャベツはお代わり自由。サイズを伝えると丁寧に別皿でもってきてくれます。
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こちらの白飯も白飯をおかずに白飯食べれるくらい美味しいです。
ご馳走様です。また来ます!

とんかつ 王龍とんかつ / 白金高輪駅白金台駅広尾駅
昼総合点★★★☆☆ 3.6

【白金】白金 鳥とも

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『白金 鳥とも』
プラチナ通りを下ったところにあるビルの2階。
雰囲気の良いエントランスに間違いないっ!と、予約無しで訪問。
店内の様子に黄色信号が灯るも、奇跡的にカウンター席が空いていて無事入店。
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プレモルで乾杯の後、まずは『名古屋コーチンのレバ刺し』(1,700円)
ゴマ油と塩を付けて一口。
とろっとろで濃厚なクリームのような舌ざわり。
お味はもちろんコクうま。
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串は12本フルコース(4,620円/人)をオーダー。
サビ焼きからスタート。あっさりとしたささみにさっぱり山葵。
良く見かけるものより一回り大きなフォルム。
食べ応えもあって大満足。

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続いて血肝。レバーですね。
タレ焼きでこれまた美味。
刺にまけず劣らず濃厚な味わいで、レバー特有の臭みも全くなし。
そして、大きいw

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つくね。
あっさりしていてサイズも程よい、なんか安心する一串。
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続いてしそ巻。
豚バラをしそで巻いてカリっと。がっつりジューシー。
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5串目はネギ巻。
ダイナミックに切られた鳥ムネ肉でネギを豪快に巻いた一品。
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前半戦最後は鳥もも。
大ぶりな正肉にネギやししとうを挟んで。
最初は〆はラーメンにしようか、雑炊にしようか悩んでいたけど、
このあたりから雲行きが怪しくなるw
お隣は後半戦開始の合図、ぎんなん。
思った通りの塩味と香ばしさに安心する。
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白玉。うずらの卵。
やきとり阿部ほどの半熟とろとろではないけど、とても滑らかな黄身に舌鼓。
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砂肝。
これも想像以上に大振りでややお腹がきつくなる。
大きいけど大味でないのがまた罪深いw
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これがまさかのなんこつ。
まさか~と口に運べばコリコリの食感。確かになんこつ。

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そして〆をあきらめたのがこちらの皮。
こんなにたっぷりでも噛むと自然と溶けていく感じなので、なんだかんだ最後まで美味しく頂けます。

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オーラスは手羽。
贅沢に手羽先と手羽もとをセットで。
レモンを絞って手づかみでがぶり。香ばしく焼けた骨の薫り。最高です。
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案の定、これ以上はノーオーダー。
お酒は生ビール2杯と日本酒に赤ワイングラス。
〆て13,000円。お値打ちではないでしょうか。大満足です。

白金 鳥とも焼き鳥 / 白金台駅広尾駅
夜総合点★★★☆☆ 3.7

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