カテゴリ:
THE HIRAMATSU 軽井沢 御代田のフレンチ
『Le Grand Lys (ル グラン リス)』
IMG_7146

宿泊時のディナーはフレンチorイタリアンのどちらかを選択。
今回はフレンチで。
FullSizeRender

お酒は3杯分のペアリング。
一杯目は日本ワイン。
『井筒ワイン ソーヴィニヨン・ブラン2022』
日本ワインはあまり合わないことが多いが、これはGood!
FullSizeRender

素材だけがシンプルに書かれたメニュー。
どんな料理が出てくるか想像しながら待つのも楽しい。
IMG_7150

まずはメニューには無い、シェフからの贈り物。
桜の葉で〆た鰆とウルイを、
ケッパーを効かせたラビゴットソースで仕上げた小鉢。
泡がふんわり乗っていたけどカメラの用意に手間取り無かったことにw
FullSizeRender

アミューズは『熊肉』
冬眠から覚めたばかりの地物の信州熊。
モモの赤身の部分をローストし、
はちみつのヴィネグレットや自家製のクリームチーズと共にさっと頂く一皿。
とても柔らかく、熊特有の臭みも全くない。
FullSizeRender

続いて蛤の前菜。
レモンを効かせた小松菜のペーストの下には、
小松菜のソテーともちろん立派な蛤。
散らされているのは蕎麦の身。
貝殻は3個分あるけど身は1個です。あしからずw
FullSizeRender

春の野菜のお皿。
『松本一本ねぎ』
ネギの甘みと苦みをじゃがいもと一緒にしっかり味わえる。
じゃがいもはムース仕立ててとても滑らか。
たんぽぽやせり、なずなといった葉っぱ達もいい仕事。
FullSizeRender

メインのお肉を事前にお披露目。
生まれて間もない子羊。
すでにじっくりと火入れされていてこのままでも美味しそう。
FullSizeRender

パン。
地元のベーカリー謹製のカンパーニュとライ麦のリュスティック。
バターはこれも地元、神津牧場のものをたっぷりと。
FullSizeRender

ここで白ワインをもう一杯。
『ゴーテロン シャブリ』
切れ味抜群シャブリらしいすっきりした味わい。
FullSizeRender

続く料理はほたるいか。
今年は豊漁らしくスーパーでも良く見かけることがあり、
自炊にも登場回数が結構多いキャラクター。
グリーンピースと一緒に頂くソースは2種類。
ヴァン・ジョーヌとピスタチオ。
濃厚なソースをほたるいかとグリーンピース、菜の花に絡めて頂くと、
旨味や苦み、塩味がなんともうまくまとまって、
シャブリと合わせればこれまた最高!
FullSizeRender

立派なホワイトアスパラガスは、
ピエ ブルーというきのことピンクレディーという信州産のリンゴと共に。
先日白金高輪のテチュでも頂いたが、
肉厚なホワイトアスパラは今が旬。
食べ応えも抜群で大満足。
なんと、もしゃもしゃのやつもアスパラ。
FullSizeRender

魚料理は鰆。
ソースはグリーンピースと玉ねぎ。
味変は甘夏のチャツネで。
FullSizeRender

そして、チラ見せ頂いた『乳飲み子羊』Fromピレネー。
ソースも子羊の出汁がベース。
やや臭みを感じるかなぁ~と思いつつも、
柔らかくてすっきりした舌ざわりは事前の触れ込み通り。
付け合わせは菊芋のムースとチンゲンサイ。
FullSizeRender

3杯目は赤ワイン。
『テール・ショード ソミュール・シャンピニー』
カベルネフラン100%
やや酸味強めのミディアムボディ。
苦みも強く無く、あっさり目の肉料理にちょうどいい。
FullSizeRender

今回はとあるお祝い。
金箔付きの濃厚なケーキを頂きました。
IMG_7174

デセール1皿目は『ふきのとうと日本酒』
春を告げるふきのとうのジュレと信州の地酒(亀の海)のソルベ。
レモンの風味でさっぱりと。
FullSizeRender

2皿目は信州産のお米『ミルキークィーン』
ライスプディングに仕上げてあり、
パティシエ手作りのマスカルポーネとストロベリーソースで贅沢に。
お米の甘みをしっかり感じる技ありな一品。
FullSizeRender

焼き菓子は小さく見えて一つ一つがかなり濃厚w
コーヒーと共に結構頑張って完食w
IMG_7179

最初から最後まで春らしい料理が並んでいて、
季節感を感じるうれしいコースでした。
ごちそうさまです。

Le Grand Lysフレンチ / 御代田駅
夜総合点★★★☆☆ 3.8