復活のお祝いで『ホテルインディゴ箱根強羅』に宿泊。
そう、退院のお祝い旅行。

ウエルカムドリンクは、
鮮やかなブルーのグレープフルーツジュース。

生憎の雨。でもこれも乙かも。

ウエルカムスイーツ。

ストーリー性とデザイン性に優れたアートワーク、
サプライズ溢れるおもてなしが売りのIHG・ANA・ホテルズ系列のホテル。
和洋折衷な内装が非現実的な空間を演出。

箱根ならではの寄木のキャビネット。

トイレにもインディゴ調の壁紙。

バースペースも独特の雰囲気。

お茶は緑茶とTWG。

『ルカンケ （REQUINQUER）』
白金台のプラチナ通り。
通り脇の路地を入ったところにある小ぶりな一軒屋フレンチ。
親しみやすい外観にも係わらず、
本格的で趣向を凝らしたフレンチを愉しむことができる、
ミシュラン一つ星レストラン。

内装も派手過ぎず、温かみのあるデザイン。

『ルカンケ（REQUINQUER）』
フランス語で「元気なって」と言う意味。
先週まで２週間入院していた身。病み上がりにぴったり！

本日のメニュー。

スターターは名物『小石と葉』
小石は竹炭を混ぜ込んだパンで、葉っぱはポテトのフライ。
敢えて間違えるのもお約束ｗ

そう。緑色のやつ。

なんとなく質感違うのが２つ。

パンの内側には豚のリエット。

スープは『サスティナブルスープ』
傷があったり、形が正規品に満たないといった理由で、
市場に流通できなくなった野菜を使用。
今日は北海道産のじゃがいも（はるゆたか）。

ライ麦のパンは自家製。

『スモーク』として供されたのはガレット。
そば粉のガレットの上には、その場でスモークしてくれた鰹。
添えられてるのはいくらと根セロリ、サワークリームにピクルス。
後乗せのレホールがいいアクセント。
手で巻き巻きして豪快にガブリと。うます。

訪れたのは８月初旬。
まさか牡蠣を頂けるとは。
『岩牡蠣　トマト』
宮崎県産の岩牡蠣は少しだけ火を入れた冷製仕立て。
トマトウォーターとバジルのソースで、
白子のように濃厚な牡蠣をさっぱりと頂ける。
これもまたすごく美味しい。

お次は『若鮎 蓼 キウイ』
鮎と言えば夏、当店の夏のスペシャリテ。
若鮎は低温の油でじっくりと火入れされていて、
頭や骨も丸ごと食べらえる。
鮎の下には枝豆やきゅうりを使ったクスクス。
ソースはキウイと青トマトで、真ん中の泡は蓼のエスプーマ。
さっくさくでほっくほく。

お魚はオゴダイ。
付け合わせはズッキーニと西洋かぼちゃ。
泡は茗荷と生姜。
ここに魚の出汁が効いたスープをかけてくれるのだが、
このスープがまた絶品！

お肉は牛ホホ肉の蒸し煮。
オプションのイタリア産サマートリュフはぐっと我慢ｗ
付け合わせはグリーンアスパラとカリフラワーのスライス。
ソースはカリフラワーのピューレを使ったクリームソースと、
トリュフを使ったソースの２種類。
じっくりと火を通されたホホ肉はやわらかくてしっとり。

ここでやや体調を崩してしまい、
メロンソーダに後ろ髪惹かれつつも退店。
雰囲気も料理もすごく美味しかったし、
メニューも毎月変わるようなので、またぜひ！