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May 2022

【箱根】箱根・強羅 佳ら久

カテゴリ:
箱根・強羅 佳ら久
ORIX HOTELS & RESORTSさんが運営する、
全室露天風呂付のお宿。

2020年10月開業。
建設しているころから前を通るたびに気になっていたが、
いよいよチェックイン!
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高級感のある車寄せ。
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まず通されるのはロビーラウンジ。
目を引くのは天然木を使ったオブジェと、
箱根早川の流れを表現したという壁一面の煉瓦積み。
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ウエルカムドリンクは冷たい黒豆茶。
獺祭のおかきを頬張りながら一息。
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ロビーラウンジからお手洗いへ向かう廊下。
等間隔で置かれた水面を思わせる摺りガラス。
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通路途中にある談話スペース。
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ロビー脇の土産物コーナー。
箱根の特産品である寄木細工はもちろん、
焼きものや食器が綺麗にディスプレイされていて、
鑑賞するだけでも楽しい。
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いよいよ客室へ。
ひとまず2階に降りて、渡り廊下で別棟へ向かう。
客室棟に入るにはセキュリティ。
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渡り廊下の壁は箱根の地層をイメージしているらしい。
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内廊下で落ち着いた空間。
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今回は西棟2階のお部屋。
スリッパは使い捨てだけどしっかりした造り。
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洗面は1つ。
ミラーライトやスチーマーなど、
女性にうれしいアイテムは抜け目ない。
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トイレも手洗い付きのゆったりした空間。
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露天の大浴場に行く際には、
この籠に手荷物を入れて。
タオルは脱衣所にあるので持参不要。
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浴衣。
ちぢれのあるさらっとした着心地。
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こういったお宿にはつきものの足袋ソックスも完備。
作務衣もある。
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さらにワンピースタイプのパジャマ。
眠りに対してはかなりのこだわりを感じる。
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コーヒーやお茶はこちら。
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冷蔵庫にはお水とみかんジュース。
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加湿器も完備。快適。
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ベッドは2つ。
好きな寝具でゆったりと。贅沢だなぁ。
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館内のインフォメーションや室内の照明、
ルームサービスや貸し切り風呂の予約なんかはすべて室内のタブレットで。
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お香。
自宅でも線香を焚いたりするけど、
リラックスできるので結構好き。
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リビングスペースもちょうどいい広さ。
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お菓子は所謂豆菓子。
落花生&深煎りきなことカシューナッツ&フランボワーズの2種類。
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室内のスピーカーもおしゃれ。
結構音もいい。
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客室付けの露天風呂。
湯温は41度。
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湯舟からの景色。
たまらず、ざぶ~ん。
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部屋のお風呂を愉しんだ後は、
展望露天風呂へ。
お風呂は『蒼海』と『明星』の2種類。
夜と明朝で男女が入れ替わる。
特に『蒼海』の開放感は爽快のひとこと。ぜひ体験を。
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たっぷり箱根温泉を愉しんだ後は、
ゲストラウンジでフリーフロータイム。
夕方は19:00まで。
明朝は7:00~11:00まで。
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キリっと冷えたスパークリングワインを頂く。
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オードブルも好きなだけ。
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おかきやチョコレートの類もいくつか。
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アイテム毎に容器に入れられていて、
衛生対策もばっちり。
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日没まではテラス席でも喫食できる。
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開放感のある造り。
いい風が通り抜けて気持ちいい。
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テラス上段にはソファベンチ。
新緑を眺めながらゆったりと。
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言わずもがな。
HPでもお馴染み、
『佳ら久』のシグネチャーテラス。
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ちなみに箱根登山鉄道の強羅駅からもアクセス可能。
駅から徒歩3分。風流な和風のエントランスが出迎えてくれる。
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夕食はメインダイニング『六つ㐂』。
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天井も高くてストレスフリーな空間。
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定番となったマスクケース。
しっかりした造りで『どうぞお持ち帰りください』とのこと。
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まずはビールで乾杯。
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先付けは鮑。
酒蒸しにしてから煮るという、
手間暇かけた煮鮑。
ものすごく柔らかくて美味しい。
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種類豊富な前菜。
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手元に並べるとこんな感じ。
ホタルイカの酢味噌和えには若布や独活、蕨。
甘エビはひじきやうるい、浜防風と一緒に、
わさびと酢を効かせたジュレをかけて。
アジの棒寿司はシャリに生姜が入っていて一味違う味わい。
右下の赤い器は胡麻豆腐。
どれも素材の旨味をうまく感じることができる仕上がり。
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オプションで頼んだトラフグの唐揚げ。(+1,000円)
もちろん揚げたて。
サクサクの衣、淡泊だけどジューシー。
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春キャベツの摺り流し。
具はアイナメとタケノコ。
小骨の下処理もしっかりされていて食べやすい。
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お造りはイシガレイとアオリイカ、本鮪(赤身と中トロ)
調味料も3種類。梅肉しょう油、かつおだしの薄口しょうゆ。
一番右手は濃口の土佐しょう油。
アオリイカは焼き霜仕立て。
うずらの卵黄で黄身醤油に仕上げていただく。
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手前のレンゲはオプション。(+1,500円)
『和牛・雲丹・キャビアの冷製ワンスプーン 和ハーブの香りと五味五色』
一口で一気に頬張る。
牛肉の旨味が染み出したと思ったら、
次第にキャビアの塩味を感じはじめ、
後ろから濃厚な雲丹がハーブと相まって、独特の芳香を醸し出す。
ちょっと理解が追い付かないw
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お魚は3種類から1つ選ぶ。
チョイスしたのは『金目鯛の香味煮』
所謂金目の煮つけではなく、
金目鯛の骨と野菜から取った出汁で煮込んだ料理。
和風アクアパッツァといった感じ。
梅の風味とスナップエンドウやソラマメの苦みがいいアクセント。
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連れが選んだのは鱸。
『鱸とアスパラの炭火焼き 海苔と生姜の豆乳ソース』
鱸は低温調理してから炭火で焼くことで、
身がすごく柔らかい。
ソースは生海苔や刻んだ新生姜、
京都の黒七味でほのかなアクセントを添えた豆乳ベース。
ハスの葉に見立てたナスタチウム(キンレンカ)も口直しに。
鱸が想像以上にぷりっぷり。
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強肴は『和牛と栄螺の炭焼き』
添えられたのは新じゃがのピュレと春菊のソース。
青い小皿のは木の芽と肝のオイル。
こちらも素材の旨味を存分に感じる一品。
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ご飯は桜海老の炊き込みご飯。

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赤だしと一緒に。
桜海老の香ばしい香りと赤だしがほんとに良く合う。
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デザートは旬のフルーツやシャーベットなどなど。
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食事を終えると外はまっくら。
ライトアップされた水のテラスを見ながら夕涼み。
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翌朝、アクシデント発生w
部屋の露天風呂の上にフタモンアシナガバチ出現!
フロントに電話すると手慣れた様子で対処完了。
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ひとっ風呂浴びてから、ゲストラウンジへ。
朝は杏仁豆腐やヨーグルトなどが頂ける。
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別卓にはカットフルーツやわらび餅も。
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一息ついたら朝食。
夕食と同じくメインダイニングで。
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品数豊富な和食御膳。
おばんざいは山東菜のお浸しや出汁巻き、
土佐煮や蕗の旨煮。
真ん中の白い器は箱根名物『銀豆腐』

左下の炊き合わせは赤魚のオランダ煮。
蕪やオクラを添えてさっぱりと。
干物は『下田小木曽商店』さんのえぼ鯛。
かまぼこはもちろん小田原の『籠清』さんから。
添えられた山葵漬けは伊豆天城産。
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ご飯は釜炊きの福井いちほまれ。
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梅干し。
『小田原産十郎梅』これは最後にお持たせでも頂いた。
すっぱいけどこれぞ梅干しといった仕上がり。
普段ははちみつ梅を頂くことが多いので逆に新鮮。
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デザートはスイカとキウイ。
ムースはヨモギ。下には白ゴマのブランマンジェ。
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チェックアウトは11:00。
ぎりぎりまで部屋で寛ぐw
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何度も訪れている箱根。
たまには芸術に親しむのもいいかもと、
ポーラ美術館』を訪問。
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企画展は『モネからリヒターへ』
見る角度によって変わるモニュメント。
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周辺の遊歩道にもいくつか作品があるということで、
散歩もかねてウォーキング。
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日差しは結構強いけど、
木立の下は涼しい。
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この日は以前仕事でお世話になったことがあり、
一度泊まってみようと思っていた『ホテルおかだ』さんにも宿泊。
しかし、、予約してたのは『箱根の森おかだ』さんというお隣のお宿。
こちらはホテルというよりペンションの扱いのようで、
宿泊施設としては安価な設定のよう。
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お部屋は和室。
古き良き昔ながらの温泉旅館といった設え。
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湯本の駅周辺からはやや上った位置にあることもあり、
部屋からの眺めは良好。

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お部屋に用意頂いていたお茶菓子は『早雲』
しっとりしっかりしてる薄いどらやきみたいな食感。
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併設されている湯の里やホテルおかだの大浴場は利用できるとのことで。
気を取り直し、こちらで浴衣を借りて湯めぐりへ。
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ホテルおかださんの建物の方がやはり大きくて設備も充実。
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テラスには足湯なんかも。
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温泉施設の『湯の里おかだ』さんは、日帰り利用も可。
露天風呂もいくつかあり、こういった休憩スペースも充実。
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夕食は和食膳。
豚肉の陶板焼きや揚げたての天ぷら、お造りにローストビーフ。
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和食はバイキング形式で好きなものを。
アジの開きに納豆、みそ汁の日本人のお手本のような献立。
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やっぱり箱根いいね。また!

【栃木・足利】金山城址と足利氏館跡(鑁阿寺)、大正レトロなホテル一乃館

カテゴリ:
日本100名城巡り。
今回は北関東の西部周辺。

金山城跡』は1469年築の山城。
まずは標高239mの金山山頂の駐車場へ。
トイレの屋上を活用した展望台。
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展望台の上から、南方面の眺め。
太田市~熊谷市あたりの街並みだろうか。
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史跡の金山城跡とその周辺はハイキングコース。
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この石碑を見ると史跡に来たな感がぐっと出て好き。
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全景をイラストで解りやすく説明してくれている案内板。
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新田氏ゆかりのお城ということで、
正式名称は『新田金山城』。
関東七名城の一つ。
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駐車場からはしばらくこのような山道。
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木立の間を進む。
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ポイントとなる遺構には説明板が設置されていて、
立ち止まり読みながらゆっくりと歩みを進める。
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城のほぼすべてが石垣でできている山城。
やがて立派な石垣がちらほら。
敵を迎え撃つための仕掛けもあり、
いろいろ想像を膨らませるのも楽しい。
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高台にある『物見台』
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物見台から北方の眺め。
向かいの峰を超えたあたりが桐生。
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『月ノ池』
直径約7mの溜池で、もう少し上ったところにある日ノ池より小さいサイズ。
堀切に沿ってやや日陰になっている場所ということもあり、
独特でなんだか神秘的な雰囲気。
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月ノ池の裏手、金山城の見どころの一つ『大手虎口』
石敷きの通路の両脇も石造りの曲輪が段々と連なった様は圧巻。
石組みの水路も併設されていて、居住性もばっちりな様子。
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北側の斜面。
この上から来られるとちょっと怯むかも。
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大手虎口の通路を登り切ったところにある南曲輪。
あったあった、日本百名城の石碑。
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全景を模した模型。
広大な山城だということがわかる。
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ちなみに、関東の冨士見100景でもあるらしい。
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スタンプはここにある休憩所に設置。
山の麓にある『史跡金山城跡ガイダンス施設』には設置して無いので注意w
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こちらが『日ノ池』。
石垣を利用して造られた、15m×16.5mの大きな池。
城内の生活用水として利用する他にも、
戦の勝利を祈ったり、雨乞いなんかの儀式も行われたとか。
あまり見かけないフォルムで、西洋の遺構のよう。どことなく神々しさも。
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さらに先へ進むと、
当時の天守曲輪(本丸)があった場所。
今は『新田神社』がある。
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お社脇にある碑と歴代城主の系図。
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天守曲輪の周囲は武者走りになっていて、
ぐるっと一周できる。
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裏手には当時の石垣を見ることができる。
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金山城を後にして、足利市内へ向かう。
道中、「日本三大さざえ堂、中でも最大!」という看板を見つけ、
思わず立ち寄り。
祥寿山曹源寺 栄螺堂(さざえ堂)』
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さざえ堂はその名の通り外観や構造がサザエのようなフォルムなってる法堂。
螺旋構造の回廊には、順路に沿って三十三観音や百観音などが配置されていて、
堂内を進むだけで巡礼が叶うというありがたいもの。
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外観は2階建てのようだが、
堂内は3階層。
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このような細い通路と階段がらせん状につながっており、
通路の側面や中央部の部屋に百体の観音様が奉安されている。
拝観時間は10時〜12時、13時〜15時とややタイト。
今回も運よく14時過ぎに到着してギリセーフw
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寄り道の後は本来の目的地『足利氏館(鑁阿寺)』へ。
楼門や太鼓橋は県指定の文化財。
お馴染みの史跡の碑もこちら。
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元々は12世紀半ばに足利氏の居城として造られたが、
次第に拠点が鎌倉へ移るにつれて、
寺院として使われるようになったとか。
ちなみに、百名城としての足利氏館跡はこちら。
建物は残っていない。
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国宝の本堂。
現存している建物は、
みんなお馴染み「足利尊氏(たかうじ)」氏のお父さん、
「貞氏(さだうじ)」氏が正安元年(1299)に再建したもの。
まずはこちらでお参り。
スタンプもこちらに設置。
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こちらは重文の一切経堂。
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こちらの立派な多宝塔は県指定の文化財。
毎月23日の午後から夕方にかけて、お堂が開かれており、
参拝すると「お種銭」が頂けるらしい。
この種銭があればお小遣いには不自由しないとか。
あ。今日は26日。惜しいw
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もう一つ大きな国指定の重文が鐘楼。
周囲には池もあり、鴨がのんびり。のどか。
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右手奥にあるのが鐘楼(しょうろう)。
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お寺を後にして、市内で早めの夕食。
足利は鰻も名物とのことで、
老舗の『鳥常本店』さんへ。
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歴史を感じる落ち着いた内装。
日本の古き良きお食事処。
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特上うな重(肝吸い付き)(3,800円)と、
とり焼き(850円)をオーダー。
うなぎは注文が入ってから裁いて焼くので30分くらいかかるとのこと。
大根サラダとおしんこをつまみながら座して待つ。
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とり焼きは10分くらいで出てきた。
うなぎのたれで焼き上げていて、
山椒の風味が斬新。
お重にしたとり重も一押しとのこと。
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お待ちかねのうな重。
特上でちょうど1匹分。
作り置きしていないせいか、
どちらかというとさっぱりとした仕上がり。
身はやわらかく、とってもふんわり。
さらさらと入っていき、いつのまにかお重はからっぽw
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足利でのお宿は『ホテル一乃館
「弁天池」の名水とまるで博物館のようなレトロインテリアで人気。
創業は大正9年。
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メインロビーからレトロなアイテムが盛りだくさん。
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ロビー脇のラウンジ。
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貴重な品々が所せましと。
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館内レストランも御覧の通り。
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廊下の中ほどにある浴衣。
こちらから好きなものを。
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当時ホテルで利用していたテレビも展示w
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案内されたお部屋はやまなみという和室。
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洗面はうれしい2ボウル。
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大浴場があるので、
部屋付けの風呂は必要最低限。
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部屋からの眺めは、水を多用した日本庭園ビュー。
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客室間の内線番号一覧があるのも懐かしいw
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大浴場。
ちなみに温泉ではなく、日本名水百選の「弁天池」の湧き水を沸かした鉱泉とのこと。
言うなれば化粧水に入っているようなものらしい。贅沢。
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風呂上りの冷水。と、飴ちゃん。
平日なので宿泊客は少なく、
給水しては入浴を何度か繰り返すw
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風呂から上がると暖炉に火が入り、
レトロな雰囲気がより一層盛り上がる。
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翌朝、ラウンジで宿泊特典の名水コーヒーを頂く。
確かにまろやかで美味しい!
やっぱり自宅で淹れるお手軽ドリップとは一味も二味も違うw
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コーヒでしっかり目覚めてから、チェックアウト。
しかし、、あいにくの雨。
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せっかくなので、少しだけ周囲を散策。
なにはなくともお宿の目の前、
日本名水百選の名水が湧き出る『出流原弁天池(磯山公園)
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弁天池。人も少ないせいか、静かで神秘的。
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池の脇にあるのは『涌釜神社(わっかまじんじゃ)
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磯山弁財天はこちらの裏手を登ったところ。
白蛇様をお祀りしているとのことで、
ところどころに白蛇様が。
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磯山弁財天』はこの上。
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門をくぐると弁天様がお出迎え。
脇には風穴洞。本殿裏手から続いているらしい。
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綺麗な階段が整備されていて、
雨天でも比較的歩きやすい。
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手水用の御手洗場。
もちろん白蛇様がモチーフ。
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さらに上に上ると『三峰神社』があるとのこと。
あいにくの天気。足元も悪いし、
すでにお社や祠は解体されているとの話もあり、
今回はこれ以上登らず。
ちなみに左手が本殿、右手には銭あらい場。
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本殿に向かって上る。
弁天様の使いの白蛇。
割とリアルな御姿でお出迎え。
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本殿の周りはぐるっと一周できるようになっており、
裏手にあるのが弁天様の脇にあった風穴洞につながる穴。
覗き込むと真っ暗でちょっと怖いw
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本殿からは佐野市内が一望。
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まるで清水寺のような造り。
鎌倉時代に再建されたとのことで、釘を使わず組んでいるらしい。
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他にも名物名所が沢山ある足利、佐野。
ラーメンも食べてないしw
また来ます。

【山形】山形城跡(霞ケ城)と国宝・縄文の女神、蔵王温泉 吉田屋旅館

カテゴリ:
日本百名城巡りを兼ねて山形市街~蔵王を散策。

まずは何はなくとも『山形城』。
またの名を『霞ケ城』。
明治期に2番目の壕を除いて埋め立てられ、
今は『霞城公園』として市民の憩いの場として活用。
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元は東北地方では最大級の輪郭式の平城。
車を停めて二ノ丸南大手門から外周を歩く。
こちらは南大手門脇の雁木。
近年復元や発掘作業が進められてはいるが、
現存している遺構は割と少ない山形城。
この雁木も部分的に部材を補っての修復。
向かって右側の下方、
やや色が異なっている部分が当時のもの。
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南大手門の上部に上る。
お堀の外ももともとはお城の一部(三の丸)だが、
今はすっかり市街地。
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二の丸のお堀。
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横矢と呼ばれる防御設備。
このあたりもいったん取り壊されてしまったが、
発掘調査で復元。
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土塁の上は歩道として整備されており、
時折ベンチなども設置されている。
猫も日陰で一休み。ฅ(ↀᴥↀ)ฅ
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あまり近づくと逃げられるw
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ところどころに設置された案内板。
読みながらゆっくり歩く。
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のどかな遊歩道。
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やがて立派な門が見えてきた。
復元された二の丸東大手門。
映画『超高速参勤交代』のラスト、
江戸城への到着シーンで登場した門はこれ。
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歴代城主の中でも最も著名な主の一人、
『最上義光』の銅像。
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東大手門を外側から見る。
お堀に係る木橋『東大手橋』も門と合わせて復元された。
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東大手橋からお堀を眺む。
右側の石垣も積み直しに加え、
取り壊されてしまった部分は改めて積み上げることで再現。
新たに調達した石材は、
現存する石垣と同じ蔵王山系の安山岩。
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立派な櫓門の冠木。
このサイズで節が少ない国産材はなかなか無いく、
台湾から調達した台湾檜を用いたとのこと。
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ちょうど櫓の内部を公開中。
もちろん拝観。
百名城スタンプもこの中に設置。
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内部の造りに関する資料がほぼ残ってない中、
似たような建物の構造を参考に復元したとのこと。
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出土した瓦の類のおさわりコーナー。
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一旦お城を後にして、向かったのはお隣にある
山形県立博物館
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博物館なので、もちろん化石の類はわんさか。
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地元最上側の河川敷で発見された所謂ジュゴンの化石。
ヤマガタダイカイギュウ
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平日ということもあり、
入場者もまばら。
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”キノコのいろいろ”コーナーも、
じっくり時間をかけて。
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あの『ドクササコ』もご鎮座。
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ツキノワグマのはく製。
ヒグマよりは小柄なボディ。
けど、強いんだろうな。
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そう。
何を隠そうお目当ては『国宝「縄文の女神」
専用の展示コーナーもあって大ボス感満載。
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さらに面白く見る方法も教えてくれる。
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女性っぽさ全開の滑らかな腰つき。
ナイスヒップ!
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国宝の指定書も誇らしげ。
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『附(つけたり)土偶残欠47箇』も国宝の一部。
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その名の通り、47個のたくさんの小さな付属品。
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エントランスの女神様に別れを告げ。
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次に向かったのは、
こちらも敷地内の『旧済生館 三層楼』。
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色鮮やかで独特なフォルムの特徴的な建物。
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重文。
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元は明治時代の山形県立病院。
文化財保存のために別の場所から霞城公園内に移築されたので、
元々あった石鉢(打ち首用)との、
なんとも言えないコラボが実現。
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和テイストな中庭を取り囲むように、
病室として使われた個室が円形に並ぶ。
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三層の塔の階段。
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ユニークなフォルムで上へと延びる。
ステンドグラスも華を添える。
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唐草の彫刻で装飾された螺旋階段も見事。
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展示物は一部のみ撮影可能。
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元病院なので人体をモチーフにした絵も展示。
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当時のX線発生装置。
どれもこれもレトロ過ぎて、
自分が患者だったらめちゃくちゃドキドキw
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済生館の傍らにあった、
『「最上踊り三百九年の時を経て山形城内に舞う」 の記念碑』
ここが山形城であったことを思い出す。
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再び山形城。
いよいよ本丸。
こちらも復元された『本丸一文字門』
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正面ビュー。
枡形と呼ばれる広場を中心に、
一文字櫓、櫓門、高麗門、枡形土塀及び石垣で構成。
進路を屈曲させることで、
敵の進入を食い止める効果を狙った様式。
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本丸のお堀には水は無い。
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なんなら草刈り作業の真っ最中。
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この先が本丸御殿跡。
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このあたりも復元・発掘作業の真っ最中。
再現が楽しみ。
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お馴染み、史蹟の碑。
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お宿はやっぱり名湯・蔵王温泉。
メインストリート、高湯通りを散歩。
時折感じる硫黄の薫り。
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3つの共同浴場も、
宿泊客は自由に入浴可能。
川原湯だけ男女逆なので要注意。
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道路脇の水路も湯の華で真っ白。
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斎藤茂吉筆「霊泉」の碑。
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少し上ったところにある歌碑。
斎藤茂吉ファンならこちらも見逃せない。
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足湯もあった。
もちろん源泉かけ流し。
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創業300年を超えるお宿が立ち並ぶ中、
選んだのは温泉街の中心部にある、
江戸中期創業の老舗『吉田屋旅館』さん
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案内されたお部屋は最近特に需要が高まってるらしい一人用。
和室をリノベしたようだが、
インバウンド、バリアフリー、ワーケーションetc...
多方面のニーズを取り入れた結果、
割と個性的な仕上がりになってる印象。
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海外からのお客さんにも優しいベッド。
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頭の上のコンセント。
これはうれしい!
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ワーケーションスタイルのデスク。
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バリアフリーなシャワールームやスロープ。
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お部屋からのガーデンビュー。
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浴衣は旅館っぽさを残してくれる貴重なアイテム。
金庫は開放時にすでにロック状態で制御不能。
たぶん、どうにかして初期化できるんだろうけど。
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お茶菓子は名物・樹氷ロマン。
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共用廊下にある共用洗面。
傍らの洗濯機が甘酸っぱい合宿の思い出を呼び起こす。
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斜面に沿って増築を繰り返した結果、
館内には段差、階段が結構沢山。
なので、部屋直結のスロープは実はかなり有用。
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お風呂はもちろん源泉かけ流し。
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加温は必要なしw
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男性はこちら。
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歴史を感じる浴室。
むちゃくちゃ熱い。
けど、じっとしてると慣れてきて、
温泉のいいところがぐぐっと染み入るような気がして気持ちいい。
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夕食は蔵王名物ジンギスカン。
一説によると、北海道より早くから食べられてたとか。
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お肉とお野菜は食べ放題!
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教えてもらった通りに野菜を周囲に、
牛脂をてっぺんに。
油が出てきたらお肉をじゅ~~
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正直、あんまり期待してなかった。
というか、ちょっと臭みあるんだろうな。って思ってたけど、、、
とんでもない!むちゃくちゃ美味しくてかなりびっくりw
ラムを使っているらしく、臭みもなければ柔らかい。
結局、2回もお代わりw
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ブドウのアイスで〆。大満足!
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朝食はスタンダードな旅館の朝食。
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左下のはオリジナルの味噌らしい。
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白飯はジャーから直接どうぞ。
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コーヒーもパックでセルフドリップw
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旅館をチェックアウトした後、
せっかくなので蔵王観光。
割と近いしと『「鴫の谷地沼(しぎのやちぬま)」』へ。
通りに看板は無く、木々の生い茂るなんてことない脇路がエントランス。
とっても解り辛いので要注意w
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周囲は一周約1.5kmと散歩にぴったり。
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舗装されていて歩きやすい遊歩道。
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湖と対岸の建物、ベンチ。
西洋の絵画のような風景。
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このアングルもいい。
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でも、ここは日本だ。谷地沼だ。
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段々細くなる道。
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そして轍に変わる。
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人気も無く、ちょっと不安になりながら先へ進む。
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やがて聞こえてくる水の音。
湖に注ぎ込む小さな滝『横倉滝』
このあたりも綺麗に整えられていて、
背景の緑もあってちょっとした癒しスポット。
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さらに先へ進む。
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ここから先はさらにナチュラルな遊歩道。
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倒木や温かくなって成長を始めた草木に、
行く手を阻まれることもしばしば。
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水芭蕉の群生地なんかもある。
時期的にはあっていたのだが、
まったく咲いておらず。。
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ぐるっと回って北側の遊歩道。
このあたりは木々もなく、かなり開けた爽やかな湖畔。
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さらに進むと現れる、
佐藤助雄氏の像「振向く」
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近くにあるカエル。有名な作品なのか、便乗なのか。
真偽は不明。
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そろそろ山形から出発。
蔵王温泉名物「稲花餅」で〆る。
名店『さんべ』さん。
台風による土砂崩れの被害を受け、
元の蔵王温泉から童子平地区に移転された新店舗。
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抹茶のセットで一休み。
出来立ての餅はやわらかく、
甘さも控えめで優しい味わい。
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お店の裏側で食べれたら景色よさそうなのにな~DSC_0662 (2022-05-26T12_28_33.671)

夏の蔵王もいいもので。
温泉はほんとに最高!また!

【宮城】仙台城からの松島STAY~ブリーズベイシーサイドリゾート松島~&多賀城

カテゴリ:
日本百名城巡りの旅。
今回は宮城県の『仙台城』と『多賀城』を巡る旅。
午前中に福島を巡り、PMに仙台入り。

まずは仙台城の予定だったが、
本日5月24日は伊達政宗公の命日。
遠忌法要で『瑞鳳殿』の扉が御開帳となり、
内部に安置された政宗公御木像が見れるとのこと。
予定を変更して急ぎ足で向かう。
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豪華絢爛な霊屋。
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花も供えられ、より一層豪華な印象。
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政宗公にご挨拶してから、
ようやっと『仙台城』へ。
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当時の建築物はほぼ現存しておらず、
本丸御殿の大広間は礎石が展示。
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青葉山に建てられていて、
仙台の街を一望できる恰好のスポット。
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残念ながらシンボルである伊達政宗公の騎馬像は修繕中。
2022年3月の福島県沖地震の影響で、
馬の脚首に亀裂が入り、傾いてしまったらしい。
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説明板を読んで当時を偲ぶ。
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本日のお宿は松島。
ブリーズベイシーサイドリゾート松島
バリ島のリゾートのような、
アジアンテイストを基調としたリゾートホテル。
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館内は明るく過ごしやすい雰囲気。
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部屋はツインで十分ゆったりできる広さ。
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プレイルームなんかもあるので、
暇を持て余すこともなくw
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18:00までは無料のハッピーアワー & おでんタイム。
熱々のおでんは玉子と大根。
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ドリンクも結構充実。
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スパークリングワインも飲み放題。
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ノンアルコールもあるよ。
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ロビーは広々とした空間。
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頂きます。
出汁の沁みた玉子のうまいこと。
左下のはプリン。
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乾きものなんかもいくつか。
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デッキからの眺め。
松島の海が遠望できる。
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お風呂は松島海岸の絶景を眺めることができるオーシャンバスと、
檜の露天風呂が楽しめるガーデンバスが男女入れ替えで利用できる。
また、それ以外にも、有料の南国楽園風ジャグジーバスもある。
さらに、無料の貸し切り家族風呂が2つあるのがうれしい。
バリ島ウブドゥを思わせる「UBUD(ウブドゥ)」と、
和風テイストがゆったり落ち着く「遊波(ゆうなみ)」
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風呂場の入り口に台帳があり、
空いてるところに名前を書いて入浴。
1回あたり45分。
平日ということもあり割と余裕あり。
ちなみにこちらのお風呂はマイクロナノバブルバスということで、
まるで白骨温泉か乳頭温泉にでも来たかのような濁り湯が楽しめる。
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まずはウブドゥから。
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わっふい!まっしろバンザイ!
ひょうたん型の大き目のお風呂は広々。
童心に還ってはしゃいでしまうw
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風呂上りにはうれしいヤクルトのサービス。
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夕食は館内のレストランで。
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メインはしゃぶしゃぶ & かき鍋のセット。
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他にもいくつかビュッフェがあり、
立派なエビフライを欲張って2つゲットw
長さがおかしいのは解ってる。
実際どうゆう構造になっているんだろうw
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たらふく食べて飲んで。大満足!
アンバサダーを務める高橋夫婦に挨拶しながら部屋へ。
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翌朝は改めて貸し切り風呂へ。
今度は和テイストな遊波。
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スタンダードな石風呂。
バブルに揺られてゆっくり目覚め。
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朝ごはんもビュッフェ。
カキフライがあったのでがっつり4つ。
うまうま。やっぱり松島は牡蠣だよね~
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で、チェックアウト後は少々松島観光。
‎日本三景「松島」
ひときわ素晴らしい眺望が望める4つのポイントがあるとのことで。
その名も『松島四大観
「壮観」「偉観」「麗観」「幽観」の4種があり、
今回は「壮観」と「幽観」を見てみることに。

まずは「壮観」。
いわゆる奥松島と呼ばれる地域にある大高森が目的地。
野蒜海岸から宮戸島へ向かう。

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奥松島パークラインを気持ちよく走っていると、
右手に鳥居が見えてきたので一枚。熊野神社という神社らしい。
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登山口は2つあり、
今回は少し戻った「正登山口(大森観光ホテル側)」から登ることに。
数台停められそうな無料の駐車場がある。
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ここから大高森への登山開始!
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最初は階段。
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少し進むとちょっと険しくなる。
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西登山口からの合流地点。
向かって左が山頂方面。
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一応整備されているが、
運動できる靴でないとちょっときついかも。
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残り100mの看板。
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頂上付近には東屋もあるので疲れたら一休み。
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じゃ~ん!
山頂は文句無しの360度の大パノラマ。
松島湾が一望でき、まさに「壮観」
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この景色!
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松島へ戻って、『雄島』へ。
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島にかかる『渡月橋
「悪縁を断ち切る渡月橋」との言われる縁切り橋。
要らん縁は綺麗さっぱり。
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いざ!
すでに岩窟らしきものが見える。
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当時の修行僧が修行に励んだ霊場跡。
今でも50程度の岩窟が残っており、独特の雰囲気を醸し出す。
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島内をしばし散歩。
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おくの細道で有名な松尾芭蕉の句碑もある。
「朝よさを 誰まつしまぞ 片心」
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松島な景色ももちろん見える。
通称「双子島」と呼ばれる亀島と鯨島。
遊覧船とは違い、じっくり間近で見られるのは雄島ビューならでは。
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「把不住」と書かれた島内お堂。
雲居希膺(うんごきよう)禅師が開いた座禅堂らしい。
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『頼賢の碑』は島の南に。
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碑が収められた六角形の覆堂。
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島の東側の海岸線に沿って北へ進む。
『松吟庵跡』の看板。
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さらにその北隣に『薬師堂跡』の看板。
いずれも火災で焼失してしまったらしい。
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遊覧船もこのあたりを巡る。
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さらに北へ進むと『妙覚庵跡』。
ここは結構開けた感じで気持ちがいい。
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そこから島の西側へ周り込む。
多くの岩窟に卒塔婆や石仏などがたくさん納められた場所に出る。
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さらに進むと当時の修行僧が岩盤を削ったトンネルが。
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抜けると渡月橋に出て、晴れて島内一周。
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渡月橋を渡って戻り、右側へ。
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こちら側にも岩窟や仏像が沢山。
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切通になっていて。
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高いところは背丈の倍くらいある部分も。
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これを掘るのも結構大変だっただろうな。
手作業だろうし。
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なんとなく立ち寄ったつもりが、
結構じっくり観光してしまったw
おじゃましました。
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松島最後の立ち寄りスポットは、
『松島四大観』の1つ「幽観」。
地名としては『扇谷』。国道45号線を塩竃方面へ向かい、脇道に入る。
舗装されていない山道をしばし上る。やや不安w
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少し開けたところが駐車場。
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駐車場脇に扇谷の案内版。
場所はあってるらしい。
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徒歩で登る。
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ビュースポットへは3分ほどで到着。
確かに松島湾の入り江が扇の形をしてるかも。
なんとなく朧気に見えるのも幽観の由来。
ちょうどもやっぽくて妙に納得。
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東屋もあるので座ってゆっくり眺めるのもいいかも。
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近くには瑞巌寺の住職のお墓などの史跡も。
『達磨堂(金翅堂)』
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 岩を削って造られている『金翅塔』
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扇谷と国道を挟んで反対側、
扇浜や萱野ヶ崎へはコチラの看板をを曲がってもOK。
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展望台は手前に駐車場あり。
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『味処 双観山』というお店の脇からの眺め。
まずまず。
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松島を後にして向かったのは塩竃を挟んで反対側の多賀城市。
目当てはもちろん『多賀城』
こちらは奈良・平安時代のお城。
江戸時代にはすでに建物は現存しておらず、
発掘された礎石やら水路等の遺構が見られる。
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政庁跡という場所の裏手に駐車して散策。
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全体は約900m四方ある大きな遺跡。
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ちなみにスタンプは駐車場脇の管理事務所に設置。
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歩道も割とナチュラル。
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駐車場の反対側。
政庁という中心部の復元模型がオープンな感じで展示。
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かつて存在した門の跡。
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ポイントに設置されている説明版のおかげで、
往時の様子を想像しながら見て回ることもできる。
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ここがメインの正殿があった場所。
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これこれ。
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東西にも中庭を囲むように建物があったよう。
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先ほどの政庁から南に向かって伸びていた大きな通り。
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南方面を眺めた様子。
先にある建設中の建物は、
復元作業中の『多賀城南門(なんもん)』
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脇には南門の復元イメージも。
公開は令和6年(2024)の予定。
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通りの南端から眺めた様子。
すでにある程度復元されていて結構ダイナミック。
ちなみに令和3年の10月に完成・一般開放されたばかり。ラッキー!
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いくつかの建物の復元工事も進んでいるようで、
通りの東側では役所の中心建物の構造復元ができていた。
令和4年の秋ころには休憩所として開放予定だとか。
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雨水の排水施設。
ここから地下の暗渠を通って西側の湿地に流す仕組み。
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石垣も復元。
本物はそのまま地下に保管中。
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『多賀城碑』
天平宝字6年(762年)12月1日に多賀城の修築記念に建てられたもの。
重文かつ日本三古碑のひとつ。
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お城が造られた際のエピソードが書いてある。
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詳しくはこちら。
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南東側にあるあやめ園。
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訪れた5月下旬にはすでに少しずつ咲き始めてたが、
最盛期の6月下旬には「多賀城跡あやめまつり」が開催される。
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長らく続けられている発掘調査。
設置されている案内板もものによってはそれ自体がすでに遺構と化している。
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四方に広がる敷地。
隅にもこのような目印があるので解りやすい。
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まだまだ復元作業中。
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松島の見どころもいくつか残して来たし、
多賀城もこれから復元作業が進むようだし、
何しろ、帰宅後に知った『続日本100名城』に、
宮城県の白石城がノミネートされてるし。

宮城、また来ます。

【福島】会津若松城~二本松城を巡る旅

カテゴリ:
那須のコテージを出発して、福島・会津へ。
まず目指すのは『会津若松城

道中、西郷村を通りがかり、
抜けるような景色に思わず一枚。
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こちらも予定になかったが、
道路脇の看板を見て、
”へつり”という音のひびきに釣られる形でふらっと立ち寄りw
塔の形が立ち並ぶ断崖という意味の峡谷、
塔のへつり
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何気に国指定の天然記念物。
正直旅の目的地ってほどでもないが、
近くに来たなら立ち寄るべきスポット。
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見どころの吊り橋。
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冬場は通行止めらしい。
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結構しっかりした造りなので、
揺れて渡りにくいということも無く。
言い換えれば、揺らしてきゃーきゃー楽しむようなものでも無く。
安全第一。
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吊り橋からの眺め。
向こうに見えるのは塔の岪橋。
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南側の崖面。
抉られた壁に大自然の力強さを実感。
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向こう岸から橋を眺める。
上に見えるのは土産物屋さんのへつりガーデン。
きのこ汁をサービスしてくれる、気さくな女将さんのいるお店。
車も快く停めさせてもらった。
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散策路は結構ワイルド。
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崩れかけていたり、
石が積み上げられていたり。
非日常をプチ冒険している気持ちになりちょっと楽しいw
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対岸に祭られている虚空菩薩へはこの階段を上って。
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こちらが虚空菩薩。
岩にはそれぞれの形を元に13の名前が付けられていて、
それらの説明なんかもあり。
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塔のへつりを後にして、先を急ごうと車を走らせたのもつかの間。
また寄り道w
江戸時代の宿場町『大内宿
こちらは駐車代500円。
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宿場町のメインストリート。
茅葺屋根の民家や店舗が街道沿いに並ぶ。
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綺麗に整えられた茅葺と青い空。
絵になる日本の原風景。
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側溝を流れる水もほんとに綺麗。
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高倉神社の鳥居。
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お社までは数100m。
森へと続く道だけでもあふれるジブリ感w
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いつかテレビで見た、ねぎそば。
1本のねぎを箸代わりにして食べるらしい。
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一番奥に気になる階段が。
どうやら『子安観音堂』につながる階段らしい。
気になって登ってみる。
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こちらがお堂。
草木が茂ったインパクトのある茅葺き屋根。
見晴らし台にもなっていて、大内宿全体を見渡すことができるので、
雪まつりで燈籠が飾られる時期などは混雑するそう。
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向かって左手にある比較的緩やかな階段を下りる。
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こちらは正法寺というお寺。
室町時代からある歴史のある古寺。
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再び街道をもと来た方向へ戻る。
大内宿本陣跡に復元された宿駅時代の本陣
大内宿町並み展示館
大人250円の有料施設。
当時の風習・風俗を垣間見えることができる写真や、
日常生活で使われた生活用品なんかが展示されているということで、
せっかくなので拝見。
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入館してまず目に入るのが旧家の定番、囲炉裏。
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囲炉裏には実際に火が入っていて、
煙と匂いがより一層リアリティを演出。
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所せましと展示されている様々な生活用品。
今の便利さを改めて実感。
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ご存じ、バッチン。
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二階もある。
お決まりの狭くて急な階段を上る。
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なんてことはなく、籠なんかがおいてあった。
当時から倉庫的な使い方だったのかな。
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2階からの眺め。
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約400年伝統を絶やさず伝えてきた茅葺き屋根。
こちらの建物ではちょうど葺き替え作業中。
今も村の人々が自ら保存活動を行い、維持されてるとのこと。
材料はススキ。夏は涼しく冬は暖かい。
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周囲はのどかな田園風景。
伸びる電線と青空がいつか見たアニメ映画のワンシーンのよう。
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寄り道ばかりもしてられないw
歩みを進め、やっと会津若松城へ。
別名は鶴ヶ城。
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車を止めた西出丸の駐車場入り口から入ると、
早々に天守が見える。
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『鐘撞堂』
戦中でも鐘を鳴らし続けたエピソードに、
《仕事とは》をちょっと考える。
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本丸御殿跡からの天守。
特徴的な南走長屋。
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内部は博物館。
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入口付近はヒンヤリ涼しい。
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天守から南の方を眺める。
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平成12年に江戸時代の工法・技術を用いて復元された
『干飯櫓・南走長屋』
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思わず走りたくなる。
が、以前京都の廊下で滑ってしまい、
鎖骨をかなり複雑に骨折したので、ここはぐっと我慢。
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この地の英雄「蒲生氏郷」の顔ハメ看板もここに。
特徴的な『銀鯰尾兜(ぎんなまずおかぶと)』に『燕尾形兜(えんびなりかぶと)』
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伊達政宗公モデルも。
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様々な仕掛けは人形も使ってリアルに展示。
こちらは石おとしから石を落とす人形。
下からみたら、「あ、あそこから石落ちてくるな」ってバレバレじゃないかな。
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お馴染みの火縄銃。
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本丸御殿は完全に跡。
当時は大書院、小書院、藩主の住居である奥御殿などなど、
沢山の建物が並んでいたらしい。
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本丸西側にある『茶室麟閣(りんかく)』は、
現存する貴重な建物。
中ではお茶を愉しむこともできる。
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お次は車で一時間程の『二本松城
こちらも城跡で、復元天守もない。
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城門の箕輪門から天守跡までは100m程度登らなくてはならないが、
近くに駐車場があるのでこちらに駐車して天守周辺を散策。
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歴史を説明してくれる案内板。
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立派な石垣は健在。
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天守の跡。
ベンチがあり、公園の一部となっている。
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石垣や碑が辛うじて城跡であることを思い出させてくれる。
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眺めは最高!
天気もいいし、いい風が通る。
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こんな感じで見ると城感ある。
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『東櫓台跡』
ほんとに見晴らしは最高。
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一旦車に戻り、箕輪門側から改めて散策。
こちらが公園としても正式な入り口のようで、
詳しい案内図もある。
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思った以上に立派なエントランス。
綺麗に整備されていてかっこいい!
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二本松城を舞台に戦った少年隊を顕彰する銅像。
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お馴染み、史跡の碑。
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お城の正門、箕輪門。
こちらも昭和57年の復元だが、
時代劇のワンシーンを切り取ったような、
今にも武士が飛び出てきそうな雰囲気。
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三ノ丸御殿跡。
イベント会場として活用されているらしいが、
復元に向けて情報を集めているとのこと。
何かご存じの方はぜひ!
広報にほんまつ11月号
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傾斜地のため、敷地内には小さな滝がいくつか。
こちらは昭和9年に造られた相生の滝。
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こちらは『七ツ滝』
7つの小連段がわび、さびを感じる滝。
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敷地内には大きな池も二つ。
こちらは『霞ヶ池』
訪れたのは5月下旬、生憎咲き終わってしまってたが、
満開ともなると水面にも映りこんだり、かなり綺麗だろうな。
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奥に見えるのが、
唯一現存する『洗心亭』
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17世紀の中盤に建築された現物のようで、
がけ崩れで阿武隈川のほとりに移築されていたため、
落城の際の消失も奇跡的に免れたらしい。
現在は元あった場所に戻され、
往年の佇まいを見ることができる。
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もう一つの池、るり池。
当時の城主、丹羽光重公が造園した際の形が今に残っていて、
確かに趣深い印象。
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ちなみに、二本松城の100名城スタンプは、
城跡から2km弱離れたJR二本松駅の構内にしかないので要注意w
※以前は二本松歴史資料館にもあったようだが、2022年5月時点で閉館済。

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