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鎌倉フレンチ、ete。
いつも大胆かつ斬新なもてなしに驚かされる。

訪れたのは7月半ば。
まずはシャンパンをぐっと!
まるでショーの開演を待つかのようなわくわく感w
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アミューズは、
『まぐろトロのパプリカ風味、トマトのジュレとアメリケーヌソース』
さっぱりしたトマトの酸味、
芝海老やオマールなどの甲殻類が醸し出すコクが見事にマッチ。
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続いてはなんと驚きの『手羽餃子』!w
餡にはホタテ、カニ、芝海老がたっぷり。
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今日はフレンチのつもりだったのだがw
続いて供されたのは『肉まん』
こちらも拘りが詰まった一品で、
キノコやフォアグラを餡にアドオン。
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ここらで白ワインをオーダー。
『プイィ フュイッセ テート ド キュヴェ 2018』
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連れは『ドメーヌ シュルンバジェ テール ゲヴェルツトラミネール2018』
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次は定番。
『タコ、つぶ貝、真鯛とアワビの香草バター焼き』
相も変わらず魚介のうまみがこれでもかと押し寄せる。
そいえば今日はグジェール無かったな~
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もう一杯白ワインでも頼もうかな~と考えてたら、
シェフがまさかの日本酒をリコメンド。
『満寿泉 純米大吟醸 SPECIAL 2018 private reserve』
フランス・ブルゴーニュ、「ドメーヌ・ラモネ」のモンラッシェを入れていた、
ホワイトオーク樽で約6ヶ月間熟成した見た目もワインなSAKE。
ふくよかな樽香と吟醸の確かな深みが、重厚なフレンチにぴったりフィット。
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パンに添えられるのは、毎度おなじみの海藻バター。
美味しいからぱくぱくっといっちゃうと、
何度でもお代わりしてくれるので食べ過ぎ注意w
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お次はフォアグラ。
いつも斬新な組み合わせで楽しませてくれるパート。
今日は『フォアグラのソテー 塩キャラメルのアイスクリームと玉蜀黍のソース』
甘じょっぱい塩キャラメルと、
もろこしの甘みが互いに引き立て合いながら、
濃厚なフォアグラに絡みつく。
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こってりした料理、たまらず白をもう一杯w
『プイイ・フュメ ドメーヌ・ティネル・ブロンデレット』
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連れが選んだのはニュージーランドのシャルドネ。
『セント クレア シャルドネ
"パイオニア ブロック 10(ツイン ヒルズ ブロック)"
オマカ ヴァレー 2019』
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魚料理は『アスパラガスと鱧 オランデソース』
白ワインと共にぐいぐい。
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メインのお肉は鴨『シャラン鴨の胸肉のロティ 桃のソース』
柔らかい肉質、ソースのうま味も文句なし。
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「なつやぁ~さぁ~いぃ~♪やきやぁ~さぁ~いぃ~♪」
突然シェフがハイテンションに歌いだすw
そう、供されたのは”DAISO”のスキレットに乗った夏野菜の焼野菜。
トマトとなす、ズッキーニ。
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赤ワインは『レジオ マルベック 2017』
カリフォルニアのフルボディ。
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連れは『シャトー・ムーラン・ド・フェラン ボルドー・シュペリュール2017』
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デセール1皿目は『新生姜のパンナコッタ、ブドウのグラニテ、バルサミコ酢、幸水梨、シャインマスカット、ヨーグルト、バニラアイス添え』
長いw
すんごいいろいろ入ってるけど、
一緒に食べるとさっぱりとした一体感。さすが。
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2皿目の『無花果をポルト酒でコンポートしたものを1段目に、
2段目は麦茶と黒ビールのアイスクリーム、
一番上には凍らせたガナッシュチョコ』
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〆の一杯。
『バニュルス グラン クリュ“キュヴェ クリスチャン レイナル”』
グルナッシュ・ノワール100%の甘口フルボディ。
どことなくコーヒーの香りも感じる、
料理の余韻を愉しむのにぴったり。
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紅茶でほっと一息。
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まさかの餃子と肉まんに始まり、
香草バター焼きや濃厚なフォアグラでいつものeteを噛み締めた後、
シェフの美声に酔いしれた一日。
料理にトークに歌声と、また楽しませてくださいw
ごちそうさまでした!