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April 2021

【銀座】29ON銀座 完全会員制の「焼かない焼肉店」

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 低温調理でじっくりと火を通すことにより、
とろけるような柔らかいお肉を堪能できる当店。
会員権を持っていたことをしばらく忘れていたが、
突然DMを頂いたことをきっかけに訪問。

訪れたのは銀座店。
開放感と温かみのある内装。
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肩肘貼らずにリラックスして食事が愉しめる雰囲気。
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日本酒とのペアリングに力を入れている当店。
ワインは白、赤それぞれ一種類ずつしかないとのこと。
喉も乾いていたので、とりあえず白をオーダー。連れは泡。

白ワインは『グレイワッキ リースリング2018』
リースリングの程よい甘さが、食前酒としていい仕事。
泡は『ベリーズ クレマン ド リムーNV』
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パンは小ぶりな『全粒粉のパンと黒ごまのパン』
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まずはスープ。まさかのサイフォン登場!
鶏ぶしと発酵玉ねぎのコンソメスープ。
仕上がるまで数分、上がっては下がる出汁を眺めて過ごす。
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具材のみが入ったスープ皿が供され、
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サイフォンからできたてのスープを注いで完成!
旨味がぎゅっと詰まっていて美味しい。
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続いて、前菜の盛り合わせ。
量も多いので、食事を通じてちびちびやってくれとのこと。
バラエティ豊かな一皿。
左から、トマトと麦味噌を乗せたモッツアレラチーズ、
牛スジラグーのフリッタータ、
近くにある赤いソースはロザマリーナというイタリア式のえびの塩辛。
お隣のお肉はイタリアの魚醤に3日間漬け込んだ後、60度で3時間低音調理した肩三角。
添えられているオレンジ色のペーストは、卵、牛乳、白トリュフと金柑を使ったソース。
ローストポークの上には醤油麹、右下は生ハム。
右上は『モルタデッラ』というピスタチオ、ブラックペッパーなどを詰めて仕上げた、
北イタリア・ボローニャ発祥の伝統的な太物ソーセージ。
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ここからはお肉に合う日本酒をペアリングで出していただく。
まずは『新政 純米酒 生成 エクリュ 2019』
爽やかな甘味と酸味、スルスルっと飲めてしまう。
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料理は『牛肉と玉ねぎの煮込み』
イタリアの郷土料理の調理法、カルネ ジェノベーゼを模しているとのこと。
玉ねぎとお肉を一緒に真空状態にし、70度で40時間低音調理することで、
煮込み料理のような柔らかさを実現した一品。
最初はイタリアの郷土料理として、
半分食したら左上の自家製のすき焼きのタレを加えることで、
日本のすき焼きのようなテイストを愉しめる。
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続いてのお酒は水酛作りの『神開』
まろやかな酸味が心地よい。
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右側は75度で48時間、低温調理した牛タン、一方はヒレ肉。
通常は63度で12時間低温調理をするそうだが、
温度と時間を変えることで、煮込み料理のような柔らかさを実現している一品。
ソースは赤ワインとポートワインにゴルゴンゾーラチーズを加えたオリジナル。
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合わせるお酒は29ONオリジナルの『Meat Lovers Only』
平安時代からの伝統的な製法”菩提酛”で造っているそう。
(ちなみに、新開の水酛造りと菩提酛造りは同じらしい)
燗でいただく。スモーキーな香りと酸味、甘味が複雑に絡み合う深い味わい。
うん、お肉にあう。
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〆は牛脂で造ったオリジナルマヨネーズが添えられた牛めし。
なんてコクのあるマヨネーズなのだろう。
禁断のマヨご飯を迷いなく完食。
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デザートは『和三盆のパンナコッタと黒ごまのセミフレット』
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コーヒはまさかの『コーヒービール』
ちゃんとコーヒー、だけどビール。
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最近は沖縄・那覇にもお店ができたとか。
表参道店ではソムリエがワインのペアリングも提供してくれるようなので、
今度行って見よう〜

帰り際、同じビルの地下一階にあるカフェコムサ コムサステージ銀座店で、
ケーキをテイクアウト。
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今はアボガドのケーキを売り出し中。
早速挑戦!
カラメルの風味とアボガドのクリーミーな食感がいい相性。
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こちらは愛媛県 宇和島 西谷農園産「清見オレンジ」のケーキ
間違いない美味しさ。
大満足の1日。おやすみ〜
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【横浜馬車道】ル サロン ド レギューム(Le Salon de Legumes)

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横浜、馬車道で野菜を美味しくいただけるフレンチのお店
『ル サロン ド レギューム』

野菜中心ということで、グラスワインの白をオーダー。
アミューズは『テリーヌ・ド・レギューム』
お店の名前が付けられた、
旬の野菜をこれでもかと詰め込んだ一品。
人参の甘さにびっくり!
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スープは『砂糖人参のスープ』
こちらも驚くほどの甘さ。
でも決して嫌な甘さではなく、一口もう一口とついつい手が伸びる。
人参とは思えない仕上がり。
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魚料理は『甘鯛のポワレ』
添えられたキノコとの相性も抜群。
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お肉はイベリコ豚。
しっかりとした歯ごたえ。
ジューシーさと付け合わせのカブのさっぱり感がいいバランス。
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〆のスイーツは『晩秋』
甘さは控えめで、料理の余韻を邪魔しないテイスト
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コーヒーとミニャルディーズ。
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優しい味わいで、いくつになっても愉しめそうないいお店。
また、お邪魔します!

【箱根】箱根強羅温泉 コージーイン 箱根の山とうなぎ亭 友栄

カテゴリ:
春先、温泉でリフレッシュするため、
空飛ぶ石風呂が名物のアットホームなペンション
『コージーイン 箱根の山』へ。
わかりやすい看板。
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”強羅温泉”のプレート。
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声をかけると笑顔のオーナーがお出迎え。
まず通されるのは家庭的で落ち着きのあるダイニングスペース。
いろんなものが沢山あるけど、
不思議とすっきり感じる。
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普段使いしてそうな飾らない事務机。
どの家具も木目を活かした柔らかいものばかり。
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本棚にはいろんなジャンルの本やコミック。
せっかくなので興味のある本を手にとってみるのも新しい発見があるかも。
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温かいお茶をいただき、簡単に館内の説明をされたら早速部屋へ。
温泉が自慢の当館、部屋はシンプルな設え。シングルベットが二つ。
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テレビはなく、他の目立った家具はこちらのソファのみ。
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アメニティは最低限のもの。
寝間着の類もないので持参必須。
標高700m程度、冬場はヒーターが大活躍。
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オーナーからの暖かいメッセージ。
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水は箱根の天然水。
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天然温泉の証、天然温泉利用証。
完全放流式、加水なし、加温なし。
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廊下。自宅にいるような安心感。
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『箱根の山』
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ダイニング脇のゴロゴロスペース。
食事の後、お風呂の後、暖炉に当たりながらのんびりするのがここの過ごし方。
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薪もたっぷり。
オーナーが絶妙なタイミングで焚べてくれる。
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木の暖かさ、温もりを大事にしたリビング。
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執務机。仕事も捗りそう。
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ソファスペース。ゆっくりと流れる時間。
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リビングから見たダイニング。
夕食、朝食はこちらで。
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気になった本を手に、しばし読書にふける。
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お風呂の用意ができましたよ〜とオーナー。
早速いただく。
内風呂はこじんまりとした作り。
こちらで洗髪、体を流す。
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じゃ〜ん!こちらが名物『空飛ぶ石風呂』
箱根の山々を独り占め、筆舌に尽くしがたい贅沢。
目に入るエリアに建物が見当たらないのも素晴らしい。
とうとうと注がれる掛け流しの強羅温泉。
たっぷりの湯量。
ざぶんと浸かればまさに極楽。
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たっぷり温泉を堪能していると、
ほのかに漂う暖炉の薫り。
オーナーが部屋を温めてくれてるのだろう。
風呂から上がると食事の時間。
乾杯はスパークリングワインで。
『信濃ワイン ロゼ スパークリング』
甘さが逆に実家にいるような、
不思議とリラックスした気持ちにw
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まずは『クラムチャウダー』
たっぷりと注いでくれた。
コックリとしたコク。
いきなり結構な満足感。
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サラダはびっくりするくらいパリパリ。
ハイジのパンもふかふか。
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名物の『まんまるハンバーグ』
以前よりやや丸みがなくなったように思うが、
相変わらず、しっかり作ったデミグラスハンバーグ。
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赤ワインのボトルをオーダーしたが、
品切れとのことで、
グラスワインをなみなみついでくれた。
銘柄は不明w
こちらも甘口テイスト。
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デザートはグレープフルーツのゼリー。
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食事の後、リビングでうたた寝をしてから、
再度お風呂をいただき、就寝。
明朝、7:15から30分くらいお風呂を頂き、朝食。
アップルジュースとゆで卵。
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お次はサラダと定番のピザトースト。
定番の、、、と思ったらチーズがハイパーバージョンアップしてたw
もはや、トーストでは無く、チーズ。
これはチーズ。ワンワン!
たったパン一枚で凄まじい満足感と満腹感。
ここはほんとに日本なのかw
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食事の後、もう一度お風呂をいただく(都合4回目)
何度入っても飽きないねぇ〜最高!
チェックアウトギリギリまで湯浴みを愉しむ。
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これでもかと温泉とチーズでサービスしてくれたオーナーに別れを告げ、
箱根といえばの大涌谷へ。
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もうもうと上がる湯気はいつ見ても圧巻!
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黒たまごと黒もんじゃまんで軽めのランチ。
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そのあとは『ザ・プリンス 箱根芦ノ湖』へ。
目指すは『ふれあい どうぶつランド だっこして!ZOO!』
猫を抱っこし、
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犬と戯れる。もふもふだぜ。
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運動のあとは『ラウンジ やまぼうし』で小休止。
モンブランでティータイム。
和やかな午後のひと時。
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早めの夕食は『うなぎ亭 友栄』で。
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うなぎ以外も色々ある当店。
せっかくなので『初鰹と行者ニンニクの重ね盛り』をいただく。
全く臭みのない爽やかなカツオ。さすが!
ん〜〜、お酒飲みたいw
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メインはうな重。
文句なしの一品。
ご飯をお代わりするとタレご飯で供してくれる気の使いよう。ウレシス。
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連れは白焼き。
柚子胡椒とゆず味噌、
すりたてのワサビとお醤油で。
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美味しいものと人の温もり、
やっぱり箱根はいいとこだなぁ〜

【鎌倉】ete(エテ)フランス料理②

カテゴリ:
春、再びの訪問。
ete 鎌倉。
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鎌倉駅からは徒歩での来訪。
まずはシャンパンで喉を潤しながら、高まる期待に胸を躍らせる。
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アミューズ一品目は
『インドまぐろ中とろの炙り 新玉ねぎのクリームとトマトのジュレ』
新玉の爽やかな旨味とトマトの酸味が中とろのコクに絡みつき、
うまいこと食欲を掻き立てられる。
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アミューズ二品目は
『エビとタコ、ホタルイカ、つぶ貝、牡蠣のごぼう煮 香草バター』
相変わらず濃厚な魚介のうまみと香草バターの香ばしい薫り。
グジェールにたっぷりつけて、うまうま。
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ここらで白ワインをオーダー。
『ブルゴーニュ・シャルドネ “クロ・デ・マルク・ドール” 2017』
ブルゴーニュのシャルドネ。重すぎず、爽やかな果実味が心地よい。
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ここで『蟹味噌のバーニャカウダ』
新鮮野菜をたっぷりどっぷりつけて、濃厚な蟹味噌を存分に味わう。
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添えられた海藻バターは温かいパンにつけて。
このバターも塩気がちょうどいいんだな。
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そっと供されたのは『うどのベニエ』
揚げ物だけど水々しいうどのおかげで、クドさは全く感じない。
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続いては『フォアグラのレモンクリームソース 日向夏 マンステールのチーズケーキ添え』
シェフ曰く、別々に食べても何食べてるのか解らないので、全部一緒にいっちゃってとのこと。
纏めて食べると不思議な一体感。さすがの一言。
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続いて、『金目鯛とホワイトアスパラガスのステーキ オランジェソース』
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ここでワインは赤にスイッチ。
『ドメーヌ・コルニュ・カミュ サヴィニ・レ・ボーヌ 2017』
ブルゴーニュのピノ・ノワールで肉料理に備える。
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お肉は和牛とラムの二択。
今回はラムをチョイス。
『ラムの香草パン粉焼き シェリービネガーソース』
ピノ・ノワールとの相性抜群。あっという間に完食。
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デセール一品目は
『ココナッツのブランマジェ ヨーグルトとバニラのアイス よもぎとはっさく』
甘味と酸味と苦味が混ざり合って、いいところにすっと収まる。
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2皿目、『ソテーしたりんごを薄いパイ生地で焼きあげたもの 
クリームチーズのアイス
りんごの芯とマンゴーのソース』
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食後はコーヒーと、最後の最後にハーブティーも。
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一つ一つの料理が相変わらずボリューミーでたまらない満足感。
あふれんばかりのサービスなのに、びっくりするくらい良心的なお値段。
ほんと、ごちそうさまです!

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