【箱根】老舗オーベルジュでマリアージュ~フレンチと温泉と~ オーベルジュ・オー・ミラドー
3月も中盤に差し掛かり、ぽかぽか陽気が気持ちいい頃合い。
久しぶりに箱根を訪れる。
ランチは小田原でおでん🍢を軽くつまむ。
お邪魔したのは『小田原おでん本店』
レトロな古民家風の佇まい。
店内にはお出汁のいい匂い。
カウンター越しにしみしみのおでん種が並ぶ。
さすが小田原。練り物が充実。
小田原特産の梅を使用した「梅みそ」をつけて頂く。
ワイン、焼酎、日本酒などなどアルコールも多様な品ぞろえ、
さぞ、こぶ出汁のきいたおでんと合わせたら美味しいんだどろうなぁ、、
と後ろ髪惹かれながらもハンドルを握り、いざ箱根路へ。
向かう先はオーベルジュの先駆け、
運転免許を取り、初めて箱根を訪れた時から"いつかはきっと"と憧れ続けた、
『オーベルジュ・オー・ミラドー』(Auberge au Mirador)
外観はこじんまりとしつつも落ち着きのある堂々とした佇まいは特別な空間であることを感じさせる。
レセプションもレトロな重厚感。
部屋にはウェルカムフルーツ。ちょっとした気遣いがうれしい。
全部で3つの独立した建物から成るオーベルジュ。
こちらはパヴィヨン・ミラドー裏手のクアハウス。
足湯もあり、もう少し暖かかったら大はしゃぎなうきうきスペース。
ウェディングな雰囲気まんまんな螺旋階段。
ディナー前にひとっ風呂。
温泉はコロニアル・ミラドーというバリ島を意識した別館で。
しっかりと一日の疲れをいやした後は、お待ちかねのディナータイム。
頂いたのは三島・廣川農園さんの野菜、相模湾・駿河湾で取れた新鮮な魚、近くの牧場で育った牛・軍鶏など、地産地消をコンセプトに"箱根"を心から楽しめるフレンチのコース、『”箱根”ガラメニュー』
アミューズを頂いたあと、
濃厚なフォアグラのスープ
オードブルに合わせてもらったのはアルザス・グラン・クリュ ゲヴェルツトラミネール。
そう、今夜はソムリエにそれぞれの料理にぴったりのワインをセレクトしてもらうプラン。
ペアリングは10,890円/人。
続いて『びっくりまいたけのソテー』
供された白ワインはDomaine de La Rectorie 2017
濃いめの味付けに負けない力強さでうまく寄り添う。
魚料理は鰆のポワレ。
ソムリエ泣かせのマスタードソース。
合わせてくれたのはLes Vendanges du Domaine Rougie Viognier 2017。
肉料理は和牛をトリュフソースで。
これは間違いなく赤。
チーズもお好みのチョイスで。この内容で1,815円/人。
デセール。
プティフールは箱根の山をイメージした凝った作り。
ディナーの余韻をコーヒーとともに。
朝食はプレートにジュースと野菜スープ、
ディナーでもお世話になった三島・廣川農園さんの野菜で作ったフレッシュサラダ、
海老のフラン、キャビア乗せ温泉卵、ヨーグルト・シリアル・フルーツ。
名物のバスケットに山盛りのパン
ジャムをかるく添えて。シンプルなものからデニッシュとバラエティ豊かなところもうれしい。
翌日もいい天気。
季節が違えば楽しみ方も変わるんだろうな。またお邪魔します!