【金沢】加賀百万石、海の幸に舌鼓
令和二年初頭、北陸金沢で海の幸を満喫する旅羽田から小松へ一時間のフライト。
空港では恐竜が3Dアートで派手なお出迎え。
腹が減ってはなんとやら、レンタカーをGETしてそのまま金沢市街へ。
地元でも大人気の寿司🍣屋、もりもり寿司さんを訪問
こんな大きいうに見たことない!
ホタルイカと白えび、ガスエビも美味しい。
駅近まで来たのでとりあえず。
兼六園にも足を運ぶ。雪景色を期待したけど今年は近年稀にみる暖冬。
宿へ向かう道中、金沢らしく金箔のお店が軒を連ねる。
ん?ソフトクリーム?で、もしかして金箔?
大胆なディスプレイが気になり思わず入店。
店内では自分で金箔をオンザソフトできるとのことで連れが挑戦!なかなかうまいんじゃない?!
そんなこんなで本日の宿へ。
湯涌温泉の百楽荘さんでお世話になります。
向かいに別邸-神楽-(KAGURA)もあるようだが、今回は本館-彩心-(IROHA)。
ウェルカムドリンクは棒ほうじ茶。
和風テイストなアフタヌーンティーで一息つく。
部屋は広々とした和室。
フルリノベされていて、水回りも綺麗。
休憩スペースも充実、コーヒーのサービスも嬉しい。
プレイルームにはダーツ、ビリヤード、ボードゲームetc...
期待のお風呂は大浴場と予約制の貸切風呂。
まずはムードたっぷりの貸切風呂へ。
少々熱めの湯でしっかりと旅の疲れを癒す。
して、お待ちかねの夕食。
夕食会場はプレイスペースの階下。
食前酒の『金沢美人』で喉をうるおしたら、
箸附の『志賀町ころ柿、焼柿、香箱蟹と楚蟹雪花合え』と、
お凌ぎの『楚蟹押し寿司 千枚蕪』
お酒は『神泉 大吟醸、常きげん 純米大吟醸、天狗舞 古古酒 純米大吟醸』の飲み比べ。
常きげんがフルーティで飲みやすい。
続いて、お椀は『白味噌仕立て 蕪釜 鯛 蟹味噌豆腐 松葉柚子 白舞茸』
派手な盛り付けられた一品は八寸。
『烏賊塩辛 生子霙合え 鰤燻製 白梅貝酒煮 金沢長芹 梅長芋 玉子真丈』
お刺身(割鮮)は『日本海鰤 平目 甘海老 能登鱈子付け 金澤湯葉 山葵 防風 紅心大根』
続いて郷土一品として『治部煮』
火鉢物は日本海波の花鍋と題して『日本海鰤 金沢丸春菊 湯葉葱 白才 柿の木茸』をコトコトと。
お食事(ご飯)は楚蟹の炊き込み、止椀は袱紗仕立て『あかもく 巻麩 三つ葉』
最後に水菓子に『苺プリン あまおう 苺ジェラート』
ボリュームたっぷり。大満足。
翌朝は小鉢と焼き魚、玉子やきのシンプルだけど丁寧な朝ごはん。
チェックアウト後は、宿の隣の『金沢湯涌江戸村』を少々見学。
江戸時代の武家屋敷と農家の違いを見比べながらのんびりできる郷土史跡。
再び金沢市街へ戻り、東茶屋街を散策。
さすが金箔の街。『箔座 ひかり藏』さんの金の蔵は圧巻!
『カフェ たもん』さんではフワッフワのパンケーキを。
久しぶりに美味しいエッグベネディクト食べたな〜
その後は近江町市場をうろうろ。
白子ポン酢や焼き白子に甘エビコロッケ。
本日のお宿は金沢・山代温泉『星野リゾート 界 加賀』
レセプションの飾り付けも素晴らしい。
ゆかりのある美食家・陶芸家である北大路魯山人の小皿が飾られてたり。
敷地内には茶室も。もちろんお茶をいただくことが可。
宿の目の前には明治時代の共同浴場「総湯」を、外装から内装の床、壁の九谷焼タイルも当時のまま復元した『古総湯 Ko-soyu』が。
宿の宿泊者はこちらも何度でも無料で入れるとのことでご飯の前に一っぷろ。
湯上りは宿のロビーでくつろぎのひとときを。
さて、お待ちかねの夕食タイム。
先付は『梅貝 塩昆布 金時草 ふぐの子糠漬け合え 堅豆腐 甘海老麹和え』
煮物椀は『南京のすり流し 大根餅の揚げだし 棒蟹 絹さや』
宝楽盛りと銘打った八寸は『蟹と菊花の砧巻き フォアグラ干し柿 鯛の棒寿司 なまこポン酢 鴨燻製とりんごの串 はしばみの白和え 松笠慈姑(くわい) 田楽味噌』
お造りは『鰤、鯛、鰆』の三種
酢の物は『土佐酢和え 旬の恵』
続いて椀物『蟹の養老蒸し べっこう飴』
揚げ物は『蟹の絹糸揚げ』
お食事は土鍋ご飯『鰤の幽庵焼き 牛蒡 蓮根 零余子(ムカゴ) 三つ葉 柚子』
食事の後は獅子舞の演舞。
金沢の獅子舞は通称「殺し獅子」と呼ばれ、木で作られた棒、太刀などの武具を用いて、獅子を討ちとるところが大きな特徴とのこと。
見終わる頃には酔いもすっかり周り、獅子頭に見送られておやすみなさいZzz
朝食は『厚焼き玉子 焼き魚 いしる鍋』
いしるがいいお味。
フライトは夕方、念願の『福井県立恐竜博物館』まで足を伸ばす。
エントランス周りの恐竜オブジェに心も踊る。
入り口ゲートからはエスカレーターで階下へ。憎い演出。
トンネルを抜けると恐竜ワールド全開!
スケールも大きくて見応え十分。
しばし童心に帰す。
越前と言えば越前かに!ということで東尋坊で蟹ランチ
訪れたのは『やまに本店』
さすが、いいお値段!
半身はお刺身、半身はゆでで持ち帰りとさせてもらう。
海鮮丼やイカのお刺身と共に。
蟹味噌も絶品!!!
ゆで蟹が冷めるまで東尋坊をしばし散策。
写ルンです、まだあるのかね。
自殺の名所と聞いていたけど、がっつり観光地でちょっと拍子抜け笑
始まりから終わりまで海の幸をこれでもかといただいた北陸のたび。
大満足!また今度!